「NHKニュース7」は台風関連の甚大な被害情報が連日トップで心が痛みましたが、先週7日のトップは「硤合憲三(そあいけんそう)東京理科大名誉教授ノーベル化学賞受賞」。心が和むニュースでした。
ところで皆さんは「硤合」という名字を読めたでしょうか?私は読めました。知人でしたので。ただ名前は「けんぞう」と認識していました。

硤合先生の名刺、平成5年11月受理(筆者)
どうしていつ知合ったか?取引先の会社が社会貢献で定期的にセミナーを開催していて、平成5(1993)年に次回の演者は砆合先生と招待を受けました。
まだ学術論文を読んでいた頃で、先生の論文は興味深く読んでいましたので、二つ返事。会食にも呼ばれて、講演のみならず、厚き人望も感じさせる人柄にすっかり魅入ってしまいました。
硤合憲三氏
平成5、6年度は有機合成化学協会誌を務めていました(雑感 428)が、論文を依頼するのが重要な仕事で、硤合先生にもお願いし、快諾を得ました。
今回のノーベル化受賞のテーマに繋がる初期の頃の研究の論文(タイトルは英語ですので割愛)で、私にも先見の明があった?
当時の編集委員委嘱状
3度目にお会いしたのは平成14年10月で、平成15年度大学院修士卒業の採用の際です。
経緯は既に(雑感 133)に記しましたが、何人か知り合いの大学教授に電話して、その中の1人が硤合先生。
いい学生がまだ残ってると。早速訪問して面接。役員面接に挙げて問題ないと手続しました。今でも、あんないい学生さんがよく残っていたと。
採用面接(イメージ)
ノーベル受賞者は既に生で見ていますが(雑感 136)、知人という方がずっとインパクトはありますね。
理系特有のことでしょうか。有機合成仲間でもう1人くらい受賞しないかと、邪(よこしま)なことを思っています。