放校処分になった時のことだった・・・
お世話になった担当教授のところへ挨拶にいったのだが、ドイツ語担当でフランス文学の専門家である留年前の担任教授は…
「御迷惑お掛けして申し訳ありませんでした。」
留年前の担任教授「大丈夫、馬鹿にも使い道はあるから、生きていけますよ。」ですと
(なんだ、このバカヤロー!)
国語・漢文担当で国文学の専門家である留年後の担任教授は…
「こんな結果になって申し訳ありませんでした。」
留年後の担任教授「力になれなくて済みませんでした。今後も頑張って下さいね!」
(え~ん、ナミダ!)
どちらがどうとか言わないこととして・・・人としてどうなの???
あははは、おかげで上智の仏文科卒は大嫌いで、
東北大の文学部卒は大好きになっちまったよ。
(オイラはなんて執念深くてネチッコイ性格なのだ!)
日本って、一度失敗すると復活しにくい社会風潮が
あると思うのだよね!?
まぁ、負け犬の遠吠えなのだけどさ。
【男の5大挫折】
- 留年
- 退学(放校処分)
- 失恋・破断・離婚
- 破産
- 投獄
四つは味わっているのだけれど・・・
さすがに、利権争いの政治家じゃあるまいし投獄は未経験
あははは、
まぁ、自分の過ちは棚に上げることとして・・・
正しい道を歩んでいる筈なのに・・・そのつもりなのに・・・
まるで妨害のような岩や壁にぶち当たることってあるよね!?
それはとても苦しいことではあるけれど・・・
例えば、順調に突き進んでいた仕事なんかで、
思わぬトラブルや突然発生する失敗・・・
実はこれらは運命づけられた人生に必要な、
向上する為の試練の道だと思うのです。
良く挫折は人を育てるとか、
失敗は成功の元とか言うじゃぁないですか!
大組織病ではね、
失敗を恐れて何もしない輩がゴロゴロしている・・・
失敗しないと減点されないから評価は下がらない!
評価が下がらないから、年功序列で少しずつ序列が上がっていく
だから定年退職なんてふざけた慣習を迎える頃には
それなりの席を手に入れる。
組織の看板を取り払えば何もできない連中が偉そうに徘徊している。
あ~嫌だ、これでイイワケないだろう!
さて、失敗したこと・困難なこと・挫折したことって、
どうやってとりもどせば良いのだろう?
ふたつの方法論が思い浮かぶ。
ひとつはね、岩や壁が出現したら砕き壊してやり直して進むこと。
但し、この方法は時間もコストも膨大に浪費してしまう。
おそらく修正するより、最初からやり直した方が手っ取り早い・・・
いや、効率が良く短期間で克服出来る場合の方が多いと思う。
もうひとつはね、岩や壁なんかなかったことにして別の道を進むこと。
‘全ての道はRomaに通じる。’だよぉ~
あっ、精神的な事象で済むのであれば、
岩や壁なんか飛び越えてしまって
新たな道を作ってしまうっていうのはどうだぁ~!?
いずれにせよ、困難のハードルをひとつ超える度に、
魂はまた磨かれて、心は輝きを増して
高みへと昇って行くと思うのです。
思いもよらぬ困難に遭遇したら逃げることではなく、
その厳しい道に立ち向かって見ようぜ!
岩や壁を飛び越えた先には、
吹き渡る風のような爽やかな心がある筈なのだ!
あらゆる苦難なんかは、
乗り越えて自由自在の心を手に入れよう!!!
上を向いたらキリがない 下を向いたらアトがない
泣いてたまるかっ! 夢がある
(by 朱雀RS 2020.9.12アップ)
煩悩の苦しみなんて“皆空”、カラッポなのさ!
カラッポを体感することで、
様々な苦悩から解き放たれて
心静かな空間が手に入る筈なんだけどなぁ~
ホントに何も無いぞぉ~ |