書 by 書家詩鳳 Site arranged by 葉羽
【意・・・桜は満開の時だけ、月は満月の時だけが見るに値するのだろうか。いや、そうではない。】吉田兼好「徒然草」
春は満開の桜、秋は満月が見ごたえのあるものですが、それも見るひとの心次第だと思います。 冬は雪の美しい季節ですが、冬が嫌いなひとにとっては寒々しい現象でしかないのかもしれません。 美しいと思っていたものが、ふとした瞬間に醜く見えることもあります。それは、ひとの感情の無常さを表しているのではないでしょうか。
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