| 【年寄りの戯言】 評判良ければシリーズ化するかもです。
私が産まれたのは、先の戦争が終わって15年目の年です。 15年というのが長いのか短いのか、人によって違うと思いますが、今が東日本大震災から15年目ですから、戦争の現役感はマダマダ有ったと思います。 戦争に行った人が社会でバリバリ働いていましたし、本物か偽物かは別として傷痍軍人が道端で物乞いをしているのを見た記憶もあります。
まだ小学生位の時、親戚という男性がウチの仏壇に線香を上げに来られて、親父と話をして行かれたのですが、子供心に目が怖かった。何というか人間ではないような感じがして本能的に恐ろしかったです。 後で親父に聞いたのが、なんでも陸軍中野学校を出た人だったということで、歳を重ねてその人の年齢に近づくと、あの真剣を抜き身で晒しているような迫力を思い出してました。 あの眼光を思い出したので残します。
(2025.4.8掲載) |