【一日一麺】 某日某県某所。 人気のお店に入る。 カウンターは満席。4人掛けのテーブルが3つあって2つは満席。1つだけガラッと空いてる。 麺を調理していた若いお兄さんが私を見て「ア!先生」と呟く。 そんなハズはない。 ここに来るのは初めてだし、そもそも私は先生ではない。 ホールの若いお姉さんが「こちらへどうぞ」とテーブルに案内する。 「あ、いや、一人だから、カウンター空くまで待ってます」 と言っても「いや、店長からこちらに」と言うので、広いテーブルに一人だけ座る。 何となく座っていて落ち着かない。 お姉さんが注文を取りに来た。 店に入るまでは普通のラーメン頼むつもりが、数百円高い「チャーシュー増し」にしてしまいました。 流行る店なのでお客様がウエイティング。でも相席にしない。広いテーブルに私一人。 こうなると人違いとか言い出せない小心者。 ササクサと食べて、シッカリとマスクをして、逃げるように退店しました。 しかし私によく似た先生って誰なんだろう。 ラーメンの写真も撮りましたが、上げると店の名前がわかるので、画像は「いらすとや」です。
(2023.7.4掲載) |