想い出のレストラン by 式波 Langley
だんだん延びていく
君からの電話のインターバル
それは二人の距離が
離れていくカウントダウン
優しさのつもりで
引き延ばすくらいなら
いっそ冷たい言葉で
突き放してほしかった
初めてドライブした
明石の海沿いのルート
私の誕生日だねと
見つけてくれた小さなレストラン
重なり合った思い出たちが
あまりに鮮やかすぎて
手放すことができない
終わりを告げるベルは
まだ鳴らないけれど
最後に繋がった電話の短い沈黙が
何よりも確かな答えだと分かってる
きっと君はもう
前を向いて歩いているんだね
私の入る隙間なんて
どこにも無いって分かってる |