Rei 続いてStraßburg のクリスマスマーケットについて。
同じ都市名だが、シュトラスブルクStraßburgとはドイツ語、フランス語ではStrasbourg ストラスブールという。
ドイツとフランスの国境近くに位置し、ドイツ領だったこともあるが、今はフランスに属する、中世の面影を色濃く残した、宝石のように美しい町である。 とは聞いていたが、この町のクリスマスマーケットが有名だとは知らなかった。
◆Straßburg(シュトラスブルク)のクリスマス・マーケット
仙台のフランス語学校に通っていた2019年、授業中に、宮城県美術館で「ストラスブール美術館展」が開催されているという話題からクリスマスマーケットの話になった。
ちょうどこの時期にドイツに行くことになっていたので、一度行ってみようと思った。
インさんに相談すると、フィリンゲンから車で1時間半くらいだと、いうではないか。 瞬く間に予定が決まり、中国人の友人2人が加わり、4人で行くことになった。
出発は午後2時。きれいなイルミネーションが見えるのは暗くなってから。朝早く行っても仕方がないそうだ。
シュトラスブルク旧市街外れの駐車場に車を止めて街に向かうと・・
駐車場の側が「ストラスブール美術館」入り口に宮城県美術館のポスターが貼ってあった!!
この建物がストラスブール美術館。
美術館を通り越して旧市街へ向かう。 この川向こうが旧市街だ。
すでに建物には飾りの明かりが灯されている。
あたりは次第に暗くなり、ここPetite France がマーケットの中心らしい。
シュトラスブルクのクリスマスマーケットは、日が暮れるにつれてイルミネーションの輝きがまし、華やかだった。
2019年当時はコロナ渦前、なんの制限もなかった。 ドイツの小さな町は、マーケットがたった一日のところさえあるのに、ここは1ヶ月間くらい毎日やっている。
大聖堂前の広場を中心に旧市街全体がマーケットの会場だ。各商店が客を惹きつけるべく其々に装飾を凝らしている。町を上げての一大イベント、海外からの観光客も多いだろうし、経済効果も相当なものと思う。
Rei【2023.12.15掲載】 |