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その52「ふるさと喜多方が好きの巻」 | |
この前、「会津・漆の芸術祭」を見に、家族と喜多方へ行って参りました。で、ピカイチ君の故郷は喜多方であったことに、あたらめて思いをいたしました。ということで、今回はピカイチ君のふるさと喜多方賛歌を。 「生まれは喜多方です」 ・・・私の自己紹介の出だしである。 15才まで喜多方にいて、その後親父の仕事の関係で山形、秋田、仙台、上越、新潟。 社会人になって郡山、福島、いわき、原町と県内を転々としている。
そしてふるさとを想うとき、喜多方だけの心象風景、それは『四季感』である。 ◆冬、白。 除雪の音に目が覚め、どこも真っ白な雪景色、 ◆春、緑。 残雪の飯豊山、緑の息吹、ふきのとう、せり、 ◆夏、青。 雄国山にわく入道雲、盆地性の酷暑、かき氷、 ◆秋、赤。 こうべを垂れた稲穂、柿、いなご取り、紅葉の慶徳山。感傷。
いつもしっぽりと山に包まれた喜多方。 メリハリのある四季を5感のすべてで感じる。 「いい天気だなし」 ・・・なんていい言葉だろうか。 喜多方ほど日常の挨拶に天気の良し悪しを言う土地はない。 全国から年間100万人という多くの観光客が訪れる。
「あがってがんしょ」 「今度は冬に来てくなんしょ。みんな真っ白になっちまうんだがらし」 心の感動をおみやげにして もう一度、来たくなるような 人のいい、暖かい人がいっぱいいるところ、 我がふるさと喜多方である。
ふるさとを思うとき、小学校校歌を知らず知らずのうちに口ずさんでいることがあります。 小学校校歌には暗くなるまで遊んだ喜多方の風土 ・・・その心象風景が散りばめられています。 あのころは行事の度に漠然とただ歌っていました。 しかし、大人になるための夢や道徳、 そして美しい会津盆地を包む飯豊山、磐梯山、雄国山の母なる山並み、 絶えない清流の阿賀川、姥堂川、濁川、しきみ川、押切川の景観や 風、空、実り、花と喜多方の美しい四季感が鮮明に浮かんできます。 「ふるさとは遠きにありて想うものそして悲しく歌うもの」 本宅の記事では、喜多方市内の10の小学校の校歌が紹介されています。 (※「本宅」のサイトは2020年現在閉鎖されています。)
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