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その16「水泳のすすめの巻」 | |
今回は、ピカイチ君の“水泳のすすめ”。 さて、どうすれば水泳が好きになれるのでしょうか? ◆「水中で重力から解放してみる」 パラグライダーで骨折してリハビリとして医者からの薦めで始めたのが水泳です。 もう5年になりますが、それまで水泳は恐ろしいものという先入観がありました。 それは子供の頃、河原で遊んで溺れたときにしこたま水を飲んでしまったからです。 ギブスしていた方の足はやせ細り、無理な歩き方は腰にも影響が出ました。 水泳は完治しない足首に負担をかけることなく筋肉回復が出来ることからリハビリに行くようになったものです。 歩く、ビート板を股に挟んで泳ぐ。 週一回ですが、そんなことをしばらくやっていたら水泳は止められなくなってしまいました。
最近はプールで高齢者の方を多く見受けます。 泳ぐのでなくて水中ウオーキングですが、みんなニコニコしてプールから上がっていきます。 この間は、ウエストのない(失礼!!)おばさん達5人が若い女性インストラクターの指導を受けてました。「股くぐり」です。 最前の人が立っている後ろ4人の股をくぐるわけです。 おばさん達の股は極めて狭いわけですね。 その狭いところをドラム缶みたいのがくぐるわけです。 後ろの4人は「わーやんだおらー」といいながら恥ずかしそうに、またうっとり(?)している人もいました。
しかし、水中で見るとドラム缶はもがいています。 ほんとに溺れるんじゃないかって。 すると、トンネルの4人は内腿がくすぐったいのか、本能か、締めにかかるわけですよ。 「やめでー」なんていいながら。 やっとのことで通過したドラム缶は浮上しました。 ところが、さらに驚いたのは、あの潜りの苦しさはどこへやら、大きな深呼吸の後「はやぐ おれんとこも くぐってくんツェ(You know?「早く私の股も、くぐっていただきたい」)」だって。 次から次へと続き、本当に楽しそうでした。 大きな口から銀歯をキラキラさせて、笑い声がプールに反響しました。 私もナイスバディーのインストラクターとなら是非やってみたくなりました。 溺れても本望です。
金槌(カナヅチ)と言われるあなた?大丈夫です。 文鎮(ブンチン)と言われないだけましです。 こんなあなたのために、市販本では書いていない水泳が楽しくなるポイントを書いてみます。 ◆「思い切って競泳用のパンツを買う」 遊びには道具は必要ですパンツとキャップとゴーグルですね。 大切なのは競泳用を買うことです。 コマネチよろしく鏡の前に立ってボンレスハム見たいな体型を恥じ、よしカッコよくなるぞーと動機付けするんです。 小さめのパンツを買うんです。すぐに腹は引っ込みます。 目の悪い人のゴーグルは度入りがいいです。 ナイスバディーがぼやけて見えてはつまりません。
~(途中省略)~ ◆「帰宅後のビールはうまいが500mlに押さえる」 運動してサウナに入ってからのビールのうまさは格別です。 「プシュッ」。これがうまくて水泳が止められなくなるんです。 山登りも同じですね。 運動は身体にちゃんとご褒美をくれるんです。 しかし、発汗量以上に飲んではいけません。 どうしても発汗量を鯖読んでしまうんだなこれが。
◆「食欲増進で中性脂肪低下せず」(逆効果もあり) 脂肪肝と言われて5年経ちますが、医者は週一では効果はないかもしれませんねと言うのです。 逆にタマの運動の爽快感が食欲を増進しているというのです。 異議なしですね。 何でも食べ尽くす性格を治すことが先かもしれません。 上半身の筋肉、腹筋がつき、脂肪は燃えやすくなってるんだけどなー。 実は、この僕はカナヅチなのです。まあ、子どもの頃は病弱で、3歳までは生きないだろうと医者に言われたくらいですから、それはもう筋金入りでして。(←筋金入り?)
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