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その7「夢は夜開くの巻」 | |
今回はピカイチ君の転入者代表挨拶。4月8日、場所は市内某所でございます。 ・・・・(前略、歓迎会御礼等)・・・・ 今、NHKで「天地人」が放映されていますが、夏以降、会津が舞台となります。 天地人は孟子の言葉、「天の時は地の利に如かず、地の利は人の和に如かず」という兵法からきています。 「どんなにタイムリーであっても、地の利、すなわち地形を知っている者には敵わない。さらに現場を知っていても人の和には敵わない。」ということであります。 私は、明るくさわやかな職場をみんなと一緒に創り上げたいと思っています。
対面式で今日から家族ということを申し上げました。 皆で一日のうち最低8時間を共有するわけですから、楽しくなければなりません。それには夢(目標)とチームワークです。 その雰囲気を皆で作り上げるのです。そこで、理想の職場イメージとスタンダードについてお話したいと思います。 私の理想の職場イメージは、まず「ストレスを歓迎し皆で楽しく悩み学習する組織」です。 ストレスがなければ、悩みがなくなれば人間は成長しません。マンネリ、ゆで蛙です。 ストレスはよりよく生きたいという内面の声です。 次に、「あこがれる上司の背中を見ながら人が育つ組織」です。これは先輩がいい背中を見せて欲しいということです。 山本五十六の言葉「やって見せ、言って聞かせて、させてみせ、褒めてやらねば人は動かじ」です。
子育てと同じです「これやってだめ、あれやってだめ、何してる、早くしろ」では、子供は引きこもり、別な場所で形で発散します。 私は20代はがむしゃらに、30代は成功体験を、40代は戦略を持って自己実現、50代は人づくりであると思っています。 日々新しい気持ちで、仕事を追っかけるのです。追っかけられると苦痛です。わくわく攻めていくのです。 そうすれば間違いなく存在感がはっきりと自覚でき、「月曜日が待ち通しい職場」になります。 最後に、「努力、工夫、汗、感動、失敗を皆で称えあう職場」です。一生懸命働く、まかないさんは茶碗をいっぱい割ります。 問題はその失敗を学習し、次にどう繋げるかなのです。全然働かないまかないさんは、茶碗を割ることはありません。 ところで、名刺裏に印刷されてあるスタンダード(行動規準)について説明します。 まず、職場内で「おはようございます」という、さわやかな挨拶ではじまり、「お先します」で終わります。もちろん職場外の人が3階のフロアで会ったら、「こんにちは」です。 一般の方々は、きっとドキドキして来庁される訳ですから緊張をほぐし、さわやかに応対すべきです。それが人としての、我々の仲間作りの原点です。
次に、相手の立場で丁寧で分かりやすい説明をすることです。すべての仕事は共通認識というベースが基本です。 さらに、県民の意見や苦情には「ありがとうございます。」という感謝の気持ちを表すことです。クレーマーは最高のモニターであり、刺激は仕事を改善させてくれます。 最後に、若松バージョンの「会津の歴史・風土に学び、積極的に地域活動に参加します」と、地域の皆さんに約束しています。地域の人々と一緒に汗をかくことは、悩みや感動を共有することであり、よりよい仕事のあり方の大きなヒントを与えてくれます。 着任挨拶で関係機関等に、職場を代表してこのスタンダードを説明、決意表明をしてきました。どうか、皆さん意識的に実践していきましょう。 皆で作る職場イメージとスタンダードの実践は、皆さんの人生を豊かに充実させるとともに、明るい家庭が、かっこいいお父さん、また独身の人には、すばらしい出会いをお約束します。 私が勤続30年間を振り返って自信を持って申し上げます。 長々と話しましたが、会食、お酒は、人を許容するというチームワークの基本ツールです。 笑いは最高の文化です。楽しい時間を過ごしましょう。未来を語りましょう。 歌にもあります。夢は夜開くのです(笑)。 ということで、最後に一句。 そうなんです。サラリーマンにはストレスがつき物。 そんなアナタに、ボツネタ川柳ならぬ、本家サラリーマン川柳から一句。
いかん! いっきに格調を落としてしまった!(爆)
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