ピアノソナタ第14番月光、第23番熱情と合わせて、
ベートーヴェンの3大ピアノソナタと呼ばれることもある。
ちなみにワタクシ音、月光 第1、3楽章と悲愴第3楽章は
学生時代に弾いた(正しくは弾かされた)ことがあるが、
熱情は、当時勝手にライバル視していた同級生が
ガツンガツンと弾いており、全く熱情を感じなかったので
今でも「弾きたい」と思えない。 てか、弾けない 笑
悲愴の第1楽章の始まりは、
のだめカンタービレ風に言うと、
ズドーンドスーンと言う感じで、
第3楽章は重いと言うより、個人的に、
悲愴感を逆手にとって前向きに走り出してる雰囲気だと感じる。
では、第2楽章は? そうですねー、
バイカモが咲いている綺麗で緩い流れの川の底から
水面を見上げているような、
あるいは、親しい人の葬儀の煩わしい
業務が終わったときの静けさ、のような感じかな。
いや、川の底から水面を見上げているなんて、
生きている人がすることとは思えないんですけどね。
まぁ、気持ち的にそんな感じ 笑
ちなみに、様々なドラマや映画で使われていることが多く、
悲愴と言うタイトルとは関係なく、
BGMとして幅広く使われていることも多いと思う。
ちなみにワタクシ音、年末年始休まず働き、
疲れ切っていた状態で運転しているときに、
ラジオから流れてきたのが、この曲である。
曲のタイトルと、その時の自分の姿を
重ねあわせてしまったせいだろうか、
なんとなくおかしくなって、
リアル悲愴から抜けられた一瞬だったと思う。
ご紹介するのは、辻井伸行さんが演奏する第2楽章。
素晴らしく、心に沁み入る演奏です。
「悲愴」>>
《配信:2023.1.13》by 音(オト)
葉羽 第二楽章の印象「バイカモが咲いている・・」に一票。まさにそんなイメージです。 |