葉羽
「用行舎蔵(ようこうしゃぞう)」は、「もちいらるればおこないすてらるればかくる」と訓読し、君主に任用されれば世に出て能力を発揮し、見捨てられれば世間から身を隠し静かに暮らすこと。
いわば出処進退が時宜にかなっているとの意味。
今の世の中、他人を蹴落としてでも我先にと売り込み、辞めるべき時に恋々と地位にしがみつく様をよく見せられるわけですが、男の進退はかくありたいと思うのです。
※背景は米沢・上杉神社の上杉鷹山像。
(2014.8.12掲載)
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