８日月曜に阪神電車で神戸ルミナリエを見てきました。

　１４年前の阪神淡路大震災後に電力会社が長らくの停電のお詫びのように始まって以来、復興のシンボルとなったらしい。

　行列の始まりが元町の大丸近辺で、三ノ宮駅方面へと続いてたけど、並び始めの表示は…　「ルミナリエまであと９０分」㍗!!!∑(ﾟДﾟノ)ノ

　こういうのは東京ねずみの国かUSJ以来だったのを思い出した。

ルミナリエ

　一年前の同じ時期に仕事で用事があって、夕刻の５００メートルくらい？のルミナリエのアーチを見ながら神戸市内で車を走らせた時には、白いトレリスがたくさん並んでるなー…くらいにしか思わなかったけど、夜に灯りがともると綺麗でした。

　途中のローソンでは商魂逞しく”ルミナリエグッズ”なるものが販売されてるのを横目に見ながらゲットしたのは店内の１５０円の普通のチーズケーキアイス♪

　さすがに震災から２００８年で１４回目となると事業に出資する会社も減るらしく、当然規模も徐々に縮小し、来年の開催のために中央の記念公園で１００円募金を募ってたり。

　小さなベルが数個並んでる所にコインを当てて楽しむ募金。

　私もやってみたけど当たらずノーコン。相方は２度目で当ててましたｗ

　相方は震災当時は神戸の消防で働いてて、地震が起きた時は電車も不通だったから大阪市内の自宅から途中までバス＋徒歩で職場というか管轄の東灘区の救助に向かったらしいけど、当時は区内の１００人に一人が亡くなるような状況だったそうです。

　公園内の震災モニュメントに刻まれた、被災して亡くなられた方の名前を見ながら、黒猫の本名と同じ姓の方を見つけてみたら、たった一人だけいらっしゃいました。

　私を含めた日本人が普段思うように、今日と同様に明日がくると信じてた方だったんだろうな…と思いますが、見知らぬ方々ですが冥福を祈ります。

募金コーナー

　ルミナリエのイルミネーションを楽しみに来てる観客のうち、何人が１４年前に思いを馳せるかは謎だけど、感傷に浸るだけでなくいつ災害が起きても生き残れるようにという心構えはいつも持っておきたいですね。

　帰りに神戸の市庁舎の２４階の展望ロビーが解放されていたので立ち寄ってしばらく神戸の夜景を眺めてから家路につきました。

　天気の良い日だったので六甲山方面に浮かぶ市章山と錨山の灯りもよく見えました♪

　市庁舎１階の警備の方によると、やはり土日は平日よりももっと混雑するそうです。

　ここには空気圧で動く煙突からトナカイに助け出されるサンタのオモチャがあって面白かったｗ

　ルミナリエの全てのアーチの白熱灯を発光ダイオードに交換すればもっと省エネに開催できるんじゃないかと考えてみたりｗ

　開催期間後は関西電力が保管らしいからコストは問わないにしても、今後もずっと開催するなら考えてみると良いよね。

車のリアガラスに映りこんだイルミ

　黒猫は携帯カメラで大きめ画像を撮るワザを身につけた★けど、市庁舎の上へ行った時点で気付いたので、今回は残念ながら小さな画像ばかり。

　マニュアルを読めばわかることだけど、私の持ってるデジカメよりもケータイのが画素数が良いから使えないともったいないのです。

　イルミネーションは有名なデザイナーが手がけたから著作権が厳しいとか聞いてるけど、ドキドキしながら掲載♪

　神戸のマイミクさんに数年前にルミナリエの画像を送ってもらって、いつか見たいなぁ…と思ってた実物を見ることができました。

　2008.12.17配信　 黒猫マリィ