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  百年の夢  by 真魚

 チェコスロバキアの鬼才監督が
 とある村人達に焦点を合わせ
 「人生とは…」と問いかけるドキュメンタリー作品

 監督の視線は、静かでそして暖かい

 老人達の語り口、仕草、
 それら全てが彼らの生き様、
 人生観を力強く物語る

 決して、強い口調ではないのに…

 

◆百年の夢(1972/チェコスルヴァキア映画)
 監督 ドゥシャン・ハナック
 脚本 ドゥシャン・ハナック
 撮影 アロイズ・ハヌセック
 音楽 G・F・ヘンデル ヴァクラフ・ハレック ヨーゼフ・マコヴェッチ

 カルパチア出脈に暮らす老人たちを、日常生活とインタヴューを通して描いたドキュメンタリー。72年に完成していながら、チェコスロヴァキア当局により16年間輸出禁止になっていた、88年ニヨン国際映画祭グランプリ受賞作品。痩せた土地で厳しい自然条件と孤独と戦いながら農業や羊飼いを生業として暮らしている老人は、精緻なからくり人形作りに熱中し、「百年生きてきた」と自称する。


Poem by Mao
BGM by Blue Piano Man "alone”
Photo:「百年の夢」より
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