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いよいよ今日でラゴスとはお別れ。恐らくもう一生この地を訪れることはないか、少なくともこの先10年間はそんな機会はないだろうと思いつつ、特にこれといった感慨もなく、淡々と宿泊先であるホテルを後にして、空港へ向かいました。 この景色も見納めかと、ごみごみした街並みや、光り輝くラグーンをぼーっと眺めていましたが、別に涙がこみ上げるでもなく、これまでの2年間の想い出が走馬灯のように駆け巡るでもなく、あたかもアブジャへ出張するような感じで空港へ到着。
さすがにお世話になった運転手と別れる際はぐっときましたが、これから待ち受ける空港職員による試練を考えると、やはりその先が気になります。 ということで、お涙頂戴の文章も書けずにこれにてこのコーナーは終了となりますが、長らくお読みいただいた皆様、応援メッセージをいただいた皆様、本当にありがとうございました。 やはり異国の地での一人暮らしというものは結構寂しいものなので、皆さんとのメッセージやメールのやり取りは、本当に心の救いとなりました。
今後しばらくは日本におりますので、是非ともお会いして、お酒でも飲みながら語り合いたいです。 それでは、また遭うその日を楽しみに。 ありがとうございました。
帰りは荷物も多かったので、空港職員による手荷物はトリプルチェック。 皆さん賄賂を渡して短時間で切り抜けていましたが、どんなに時間がかかろうとも一銭も渡すものかと、さんざん粘ってやっと搭乗できました。 ギターはサイズオーバーのため本来超過料金が必要なはずなのですが、いい加減な空港職員のおかげで超過料金はありませんでした。 (行きは500ドル近く追徴があったのですが、ラッキーでした。) 今回はパリ経由で帰りましたので、束の間(トランジットの間のみ)のパリ観光で写した写真をお楽しみください。
パリの空港では、わずらわしい手荷物チェックもなく(もちろんX線検査はあります)、あっという間に搭乗。 先進国のシステムの素晴らしさに驚愕しつつ、途上国文化にすっかり馴染んでしまった自分の今後のリハビリは大変だろうなあとつくづく思いました。
葉羽 これにてMarathonmanさんのLagos行状記は終了となります。これまでお付き合いいただいた皆さん、そして記事の掲載を快く引き受けて下さったMarathonmanさん、本当にありがとうございました。このコーナーは「通信」の宝物にいたします。いずれに日にかまた!! |
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