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私の運転手がマラリアに倒れてしまいました。 サッカーで落胆したのも一因かもしれませんが、昨晩から調子が悪くて、今朝になってすぐに家へ帰りたいと申し出てきたので、もちろんすぐに帰ってもらいました。 (1日に3本注射を打てば治ると言ってましたが、本当なのだろうか) 今日は、日本―オランダ戦があるので、日本人会の方々と一緒に日本を応援する予定だったのですが、移動手段もないので、買い物やテニスもすべてキャンセル。 仕方なく1日部屋にいることになってしまいましたが、まあ体調も悪いので、ちょうどいい休養になったかもしれません。 怖いのはマラリア。 昨晩も蚊には、ぼこぼこにやられてしまいましたが、おまけに今は体も弱っているので、要注意かもしれません。 日本はもう梅雨入りしたのでしょうが、こちらも雨季真っ盛り。
6月が一番雨量が多いようで、たびたびすごい雨に襲われています。 そのような中でも、今朝方の雨は半端ではありませんでした。 あまりにすごかったので、雨が上がった後に、状況視察のため散歩に出かけたところ、方々の道が冠水して、歩いては渡れないところもあります。 近所では1か所、ものすごく雨水が集まる場所があり、その場所を通過するときは、車のエンジンが止まらないか、車の中に水が入ってこないか毎回冷や冷やなのですが、今日はたまたま休日だからよかったようなものの、今日の冠水状況では、間違いなく普通の乗用車では、エンジンが止まってしまったことでしょう。 ラグーンに囲まれた低地なので、水はけが悪いのは想定はしていたのですが、ちょっと雨が続くと、写真のような状況になってしまうのです。
ということで、お金もないので、車が壊れたら通勤もできなくなってしまいますので、何とか愛車カローラが壊れないように、大雨の後は、少しでも水が引いた後に移動するなど、気を付けたいと思っています。 こんなことにも、気を使わなければいけないのですよ。
前回のオランダ戦は、運転手の体調不良で一人寂しく観戦したので、今日は、仕事が終わったら大急ぎで、某日本商社の方のお宅におじゃまして、大画面で日本人会の皆さんと日本チームの応援をしてました。 さすがに、壁一面の画面で見たら迫力満点、おまけに観衆もたくさんいるので、とても盛り上がります。しかし、いい試合でしたねえ。 (日本人にとってはですが。) 1点取られて、ちょっと緊張感が出た後に、駄目押し点を取るところなんて、最高の展開です。 前半にリードしてたので、ハーフタイムのお酒のおいしいこと! もう朝まで騒ぎたかったのですが、体調も悪いし、翌日の仕事も忙しいので、私が一番に退散しましたが、でも気持ちは大満足。 パラグアイ戦は応援に行くという人までいたけど本当だろうか。
ナイジェリアらしいネタとしては、このサッカー観戦はスリル満点。 その理由は、デンマークの長身を生かした攻撃もさることながら、一番のスリルは停電なのです。 結局、ゲーム中、3回ほど電源が落ちまして、プロジェクターはもちろん映らず、停電用バッテリーのおかげで音声だけが聞こえるのですが、この時間が一番ひやひやするのです。 騒ぎが聞こえれば、どちらかのチャンスということなので、停電するたびに、たのむから実況放送は静かにしていてくれと、心の中で祈ってました。 アフリカに来て、記念すべき初めてのワールドカップ・アフリカ開催、是非とも、こちらの日本人の皆さんと大騒ぎしながら応援するような機会を持ちたかったので、大満足でした。頑張れニッポン! 追記:本当は昨日更新するつもりだったのですが、昨日の朝、電気工が突然現れまして、壊れたヒューズと、室内の配電盤を直してくれました。 これでまた、安心して電気が使えるととてもうれしかったのですが、間の悪いことに、テレビではその前の晩に行われた、ナイジェリアー韓国戦のダイジェストが流れました。 結果は2対2の引き分け、この試合でナイジェリアの決勝トーナメント進出は夢に消えたのですが、電気工は眼光するどく、「お前は韓国人か?」と質問してきました。 「いやいや、私は韓国人じゃありませんよ。私は、日本人、ジャパニーズですよ!」と慌てて答えたところ、You are lucky.と一言残して帰って行きました。 一瞬固まった、ちょっと冷や汗が出た瞬間でした。 (発言の真意はわかりませんが、ホントの話です。) ちなみに、ナイジェリアは結局1分け2敗という残念な結果に終わりましたが、こちらの皆さんは結構、あっけらかんとしています。 しかしながら心中は穏やかではないようで、ちょっと怖いニュースも流れたりして。 まあこれで、日本ーナイジェリア戦は完璧に無くなりましたので、ちょっと安心しましたけど。
千葉県で洪水注意報なんて話をちらっと耳にしましたが、どうだったのでしょうか。 ラゴスは雨季真っ盛り、特に今年は雨量が多いようで、毎日いきなりの雨に襲われてます。 まあ一ついいのは、結構涼しいこと。こちらに来た当初と比べるとかなり涼しくて、エアコンなしでも我慢できる日もあります。 さて、雨が降ると道路がすぐ冠水するのは何度もご紹介していますが、私が住んでいる地区で、どうしても一か所(約100m程度)だけ、車で通過するのが困難なほど冠水する道路があります。
毎回この場所を通過する時は冷や冷やなのですが、なぜか先日の大雨の後は水がまったくありません。 推測するに、さすがに地域住民からの苦情が行政サイドに殺到し、側溝のどぶさらいを強化したようで、排水もよくなったのかと大喜びしたのですが、それでも限界はあるようで、今日は仕事帰りに怖い目に遭いました。 とにかくその100mを通過しないと家に帰れないのですが、ものすごい水の量にどうしようかと私は躊躇したところ、運転手は車を発進してしまいました。 水の量は写真のとおりですが、間違いなくエンジンも水をかぶっちゃってます。 一番怖いのが、対面から4輪駆動車がスピードを出して走ってきたら、波をまともに受けてさらに悲惨なことになること。 この日も少し先から4輪駆動車が走ってくるのが見えたので、私は待て!の指令を出したのですが、運転手は呑気に車を走らせてしまったのです。
結局、窓ガラスのすぐ下まで水は来たものの、エンジンは停まらず、車内も浸水せずにすみましたが、やはりどこかに水は入り込んだようで、ブレーキをかけるたびに、チャッポンチャッポン水の音がします。 もちろん、アパートについてから運転手とは大げんか。 今度指令を無視して発進したらクビという話までしてその日は終わりましたが、ものすごく疲れた一日でした。
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