PART 6 「百俵窯」
大熊町小塚の川のせせらぎを聞きながら少し森に入るとそこに「製炭試験場」で試作されたコンクリートの窯があった。今は土台だけであるが六角形の窯。煙突が2カ所あり一度に百俵の炭を焼くことができたという。(平常の粘土で作られた窯では25俵) 60数年間「炭」の力(養分)を吸い上げた窯の周りの杉だけ「幹」が太い。「炭」には何かを浄化し森を育む力がある。素晴らしい。
(2014.6.30)Kotuka Ookuka