Field Dessin“闇の中の黒い馬” ~被災地南相馬で出会った言葉と写真~
PART 9
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PART 9 「北沢潤

昨日放映されたハーネットTVの「リビングルーム」はアーティストの北沢潤さんの仕事。北澤さんは3年前福島の新地町で震災後「マイタウンマーケット」を展開したアーティスト。今回放映された「リビングルーム」は都市の「孤独」と「共生」がテーマ。芸術家が美術品を制作・表現し、それを享受する鑑賞者が存在する一般的なアートと一線を画している。主人公はあくまで「モノと人」これも正真正銘の「アート」だ。「孤独」という病巣に求められる人との繋がり。現代の「アート」はこんな隙間の中の「希望」なのかもしれない。番組の中ではあくまで主役は「コミニュティー」。北澤さんは主義主張することなく、さりげなくそこにいる…だけ。社会に寄り添うアート。まったく「肝の座った」仕事だ。

(2014.6.18)人物編


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