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 NO-266 誰もが孤独の中にいる
毒舌亭Presents
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【常緑音楽館だより】#1348〜誰もが孤独の中にいる

 権力者は常に裏切りの危険にさらされ続ける。

 権力者が英邁であれば英邁なりに、無能であれば無能なりに排斥を企む者が出てくる。

 常に決断を迫られ、相談をしたくても相手が無能では役に立たず、相手の才が勝ちすぎては我が権力の座を狙うかもしれない。

 権力者は、常に疑心暗鬼の中にありつづけなければならないが故に孤独であり続ける。

 「安倍に菅あり、菅に菅なし」と陰口をたたかれている。

 菅さんも実は孤独なんだろう。本当に信頼できる相手を得ていないのではないか。

 だから最後は自分の「運と勘」しか頼れないし、孤独であるが故に自身の選択・判断が結果として常に過ちの道へと辿っていることにまるで気がつかない。いや、気がつけないでいる。

 権力者は一人孤独なのだ。

 One is the loneliest number.  「1」は孤独な数字である。

 Evergreen Music通算1348曲目は、Harry Nilsson(ハリー・ニルソン, 1941-1994)が1968年に作詞作曲した楽曲「One」。

 1969年にカバーしたスリー・ドッグ・ナイト・バージョンが大ヒットした。

 1999年製作の米映画「Magnolia(マグノリア)」(ベルリン国際映画祭金熊賞(グランプリ)受賞)の挿入曲として使われた。

 ♬ One/Three Dog Night

毒舌亭(2021.3.31up)

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♬ One/Three Dog Night

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