【昭和 listen】#135~福島県北塩原村には小椋姓がゴロゴロ〜しおさいの詩
小椋佳さんが今年限りで引退するという。77歳になったのだから、無理もないか。
小椋さんは、東大法卒後、日本勧業銀行(後の第一勧銀、現みずほ銀)に入行、浜松支店長などを歴任しつつ、昭和46年からは音楽活動も行ってきた。
代表曲に、布施明に提供しレコ大に輝いた「シクラメンのかほり」や美空ひばりに提供した「愛燦燦」、中村雅俊に提供した「俺たちの旅」、堀内孝雄に提供した「愛しき日々」、井上陽水に提供した「白い一日」など多数あり。自分用の曲も数多い。
芸名の「小椋」は、東大3年生の時に本県北塩原村に長期間滞在中、地域住民の姓のほとんどが「小椋」姓であったことにより命名したもの。私の同級生にも小椋姓が多い。
昭和51年と平成26年にNHKホールでコンサートを開いているが、昭和51年のは、私のオープンリール・テープ庫にエア・チェックしたものが入っている。
懐メロ番組でも今じゃほとんど登場しないであろうセルフ・リリースのこのデビュー曲が、今日の「昭和listen」通算135曲目。小椋さんらしい叙情曲だ。
さすがに最近の小椋さんは、年を重ねたためもあり歌唱力が衰えているので、昔のオリジナル音源(オーディオ)で往事を振り返りたい。
♬ しおさいの詩(昭和46年) / 小椋佳
https://www.youtube.com/watch?v=sQODHalzBW8
毒舌亭(2021.2.3up) |