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 NO-183 視覚障がい者だってすばらしいアーティストがいる
毒舌亭Presents
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今週は新規アップがないので過去編(このコーナーを始める前の記事)からピックアップ。採り上げるのはこの常緑音楽館のテーマソング「朝日の当たる家」。2016.4.18に書かれました。

【常緑音楽館便り】#720 〜視覚障がい者だってすばらしいアーティストがいる

 視覚障がい者福祉に関わり始めて8年。

 東日本大震災では、高齢者、病気の方、妊婦などはもちろん、視覚障がい者もまた、苦しい局面に立たされました。

 今回の熊本・大分地震でも、多くの視覚障がい者が大変苦労されているという話がもれ聞こえてきます。

 どうか皆さん、全員無事でありますように。

 ところで、音楽の世界で活躍する視覚障がい者は決して多くはありませんが、メジャーな人も結構います。

 代表的なアーティストとしては、レイ・チャールズとスティーヴィー・ワンダーが双璧でしょう。

 他にも、プエルトリコ出身の歌手・ギタリストのホセ・フェリシアーノ、イタリア人歌手のアンドレア・ボチェッリ、ギタリスト兼シンガーのラウル・ミドン、ブルース・ギタリストのジョニー・ウィンターなど。

 日本では、ピアニストの辻井伸行、「別れのサンバ」の長谷川きよし、「奥飛騨慕情」の竜鉄也などがいますね。

 ところで、ブルーグラスの世界では、なんと言ってもこの人、ドク・ワトソン。

 フラット・ピッキング(メロディとリズムを同時演奏する奏法)とかスリーフィンガー奏法(親指から中指を順番に動かして分散和音やトレモロ奏法などを演奏する奏法)の完成者。

 代表曲はBlack Mountain Ragですが、ここではアニマルズでヒットした「朝日の当たる家」を。

 米ブルーグラス界の人間国宝ともいうべきドクでしたが、惜しくも2012年に89歳で他界しています。

 ♬ House of The Rising Sun / Doc Watson
   https://www.youtube.com/watch?v=YeiXnyvo0d4

毒舌亭(2020.4.8up)

【画像クリックでYoutubeへジャンプ】↓

♬ House of The Rising Sun / Doc Watson

 

 

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