【MI6(Military Intelligence 6)】ボンドシリーズはいつまで続く?
コネクティング・ルーム(別名スイート・ルーム:Sweetじゃないよ、Suiteだよ)愛好会長の不肖・毒舌亭がアカデミー賞発表の日に観た『기생충/Parasite/パラサイト 半地下の家族』(作品賞受賞)は、日によっては大入り満員の日が続いているといいます。ご同慶の至りです。
ところが、白人至上主義のD・トランプが韓国映画の受賞を批判したということです。実に笑止千万なうえ、助演男優賞を受賞したBrad Pitt(ブラッド・ピット 1963-)についても「小賢しい男」と一蹴したといいますから、この男、なんとも形容しがたいウマシカです。ニューハンプシャー州、ネバダ州と連勝したバーニー君頑張れよ。
ところで昨年暮れに観た『お帰り寅さん』は「男はつらいよ」シリーズ(1969ー)第50作で最後の作品になりました。
なにせ半世紀に及ぶこのシリーズ。ひとりの俳優が演じた最も長い映画シリーズとしてギネス世界記録に認定されていることは周知の通りです。
一方、本数はその半分ですが、寅さん以上に長い歴史(1962−)を誇るのが「007」シリーズ。
私が最初に観たのは、第1作『007 危機一発』(その後「007 ドクター・ノオ(Dr. No)」と改題)でしたから、58年前になります。
その第25作目『No Time to Die(邦題:007 ノー・タイム・トゥ・ダイ)』が、英米合作で再来月4月10日に公開予定です。
これには『Bohemian Rhapsody(邦題:ボヘミアン・ラプソディ)』でFreddie Mercury(フレディ・マーキュリー 1946-1991)役のRami Malek(ラミ・マレック 1981-)も出演していますが、ロンドン・オリンピックのPVでエリザベス女王と「共演」した第6代ジェームズ・ボンド役のDaniel Craig(ダニエル・クレイグ 1968-)は、今作を最後に、ボンド役からの卒業を発表したそうです。
「スターウォーズ」シリーズも事実上終わったし(外伝版はまだあるかも知れません)、「釣りバカ」シリーズもとっくに終わったし、偉大なるマンネリズムのシリーズがなくなっていくのは淋しいですねえ(インディ・ジョーンズ、ダイ・ハード、ジュラシック・パークは新作予定あり)。
放送45年目を迎えた「徹子の部屋」だってまだまだ続きそうだから、007自体も100年目指して続いてくれないかなあ。
次の動画は第25作の予告編、歌の動画は、シリーズ史上最年少(18歳)で主題歌を提供したビリー・アイリッシュ(先月の第62回グラミー賞で、主要4部門を含む合計5部門を受賞)による出来たてほやほやのテーマ曲(2月19日ブリット・アワードでのLive)。
この子、先月の第92回アカデミー賞での追悼コーナーでは、ザ・ビートルズ「Yesterday」のカヴァー・パフォーマンスを披露して感動を与えたので、こちらもおまけに付けます(予告編、歌共に新しいので、Evergreen Music、Evergreen Motion Pictureシリーズには算入しません)。
🎬 No Time to Die Trailer
https://www.youtube.com/watch?v=ixZc90cnhgM
♬ No Time To Die (Live @ The BRIT Awards)/Billie Eilish
https://www.youtube.com/watch?v=2I1ZU5g1QNo
♬ Yesterday(Live @ Oscars 2020 In Memoriam)/Billie Eilish
https://www.youtube.com/watch?v=FKmqtaxIS3Y
毒舌亭(2020.2.26up) |