【芥川賞余談】 作家の庄司薫さんが4月5日に老衰で亡くなった。享年88才、R.I.P.
庄司薫さん
大学生の頃、芥川賞を受賞した「赤ずきんちゃん気をつけて」を買い求め、併せて岡田裕介さん(後に東映会長)主演の同名映画を観た。

日比谷高校が舞台のポワーンとした作風の映画でなんだかよく分からない作品だったが、楽しんだ記憶がある。
ヒロインは後に俳優、ナレーター、声優の森本レオさんと結婚して引退した森和代さんという女優だった。

映画『赤ずきんちゃん気をつけて』
庄司さんの奥さんはピアニストの中村紘子さん(2016年に死去、写真)。 桐朋学園で小澤征爾の同期生。
中村紘子さん
福島市音楽堂での彼女のコンサートを聴きに行ったことがある。
中村さんは福島市音楽堂が好きで、ここでレコード録音したこともある。
演奏旅行で家を空けることの多い中村さんの愛猫を庄司さんが預かるなどするうちに交際、結婚に至ったと聞く。お二人とも故人になってしまった。
芥川賞といえば、赤ずきんちゃん・・の9年前に『夜と霧の隅で』で同賞を受賞したのが北杜夫さん。

北杜夫さん
歌人で医師の斎藤茂吉の次男。重度の躁鬱病(今は双極性障害というらしい)の人だった。
どくとるマンボウシリーズやさみしい・・シリーズがベストセラーになったが、自身の家族をモデルに、大正・昭和戦前期にわたる精神科医一家を描き、毎日出版文化賞を受賞した代表作『楡家の人びと』が懐かしい。
1965年頃買ったこの本がいつのまにか散逸していたので、昨年、オークションで手に入れ再読した。
2年後のNHK朝ドラで、斎藤茂吉と猛女と呼ばれたその妻・輝子をモデルとする「ほんのモキチ」が放映される。
脚本は“クドカン”こと、あの『あまちゃん』の宮藤官九郎、ヒロインは朝ドラ『あんぱん』で活躍した河合優実(感じが山口百恵に似ている)の“ふてほど”(TBS系「不適切にもほどがある!」)コンビ。
楡家の人びとの再現になるか、乞うご期待。
・・・脈絡のない筋立てで冷や汗を流している毒舌亭でした(笑)。
🎥 オーディオ・ドラマ/赤頭巾ちゃん気をつけて
    
葉羽 今回の動画は僕が追加で挿入したものです。
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