【常緑音楽館だより】#1360 懐かしきカントリー
大晦日の紅白。出場者の布陣を見、その披露曲を聴いて、いかにYouTubeで数億回の再生回数と豪語しても、さすがの毒舌亭もチンプンカンプンのものが甚だ多く、ナニコレ?と脳裏に焼き付くものが少なかった。
だから過去最低視聴率となったのかもしれない(MISIAはすごかったけどね)。
その点、いかに古い曲でも、こんな曲は一度聴いただけで忘れられない。
石川さゆりの津軽海峡冬景色みたいなもの。
もともとはHank Snowが1952年に歌った楽曲。その後、Jo StaffordやElvis Presley、Bob Dylan、Eddy Arnoldら、また日本では尾崎紀世彦がカバーした。うち最大のヒットはエルヴィスで、全英1位、全米2位となった。
Evergreen Music通算1360曲目は、オミクロン・コロナを一時忘れ、軽〜く聞き流せる長閑(のどか)なクラシック・カントリー。
ここではHank SnowとWillie Nelsonの共演で。
今年の聴き始めの曲。
♬ (Now And Then There's A)Fool Such As I(フール・サッチ・アズ・アイ) / Willie Nelson & Hank Snow
毒舌亭(2022.1.12up) |