【昭和 listen】#199〜小雪(しょうせつ)、氷雨(ひさめ)、小雪(こゆき)
昨日までの温暖・快晴の日は終わりを告げ、今日は朝から冷たい雨が降り続く寒い一日になった。まもなく雪の季節か。雪を見越して早めにタイヤを交換した。
「月にちる砌(みぎり)の庭の初雪をながめしままにふくるよはかな御返し」(豊臣秀吉)
「面白し雪にならやん冬の雨」(松尾芭蕉)
今日は、二十四節気の第20「小雪(しょうせつ)」。次第に寒さが募り、雨が雪に変わる時期。
福島市における自動観測(一昨年までは目視観測だった)での初雪の平年日は11月16日。昨年は12月4日だった。
今年は、既に吾妻山(福島市)での初冠雪は10月18日だったが、市内は平年より遅れている。
似たような言葉に「氷雨(ひさめ)」がある。雹(ひょう)、霰(あられ)、霙(みぞれ)または霙に近い極めて冷たい雨のことを言うそうだ。
本来なら「ひあめ」と読みそうだが、小雨(こさめ)や霧雨(きりさめ)と同じように、語を合成したときに、発音しやすくするため、元々の音に新しい音が加えられる「音韻添加(おんいんてんか)」により「s」が追加されて、「ひさめ」と読まれる。
昭和 listen 通算199曲目は、演歌歌手・佳山明生の昭和52年のデビュー曲「氷雨」。
オリジナルの佳山よりも日野美歌バージョン(既出)の方が売れたが、ここでは二人の共演で。
ところで、松山ケンイチ君の奥様、「小雪(こゆき)」クンを最近ほとんど見かけない。
一度だけご本人を間近で拝見したことがあるが、今どうしているのか?
一説では「北日本の雪深い町」(松山クンの田舎=青森下北?)に移住し、自足自給の農家暮らしで子育て(3人あり)に専念しているそうだが、ホントかな?
♬ 氷雨 / 佳山明生&日野美歌
https://www.youtube.com/watch?v=qCYx0qo7Jtg
毒舌亭(2021.11.24up) |