一昨日は暗いうちからの除雪作業
底冷えする夜は満天の星空
熱い珈琲飲みながら
星に見惚れている

翌朝は全て凍てつき
音も無く降り出した雪は
除雪した地をまた白く覆いだした

その降る雪を
熱い珈琲飲みながら見ている
風も吹かない音の無い世界
静かな白い世界
でも何故だろう
心の何処かで惹かれるものを感じるのは…
雪の無い景色は寒々しく感じるものの
雪景色には感じない

昔、吹雪の雪山でビバークした時
テントの中で飲んだ
熱い珈琲を思いだした
雪の稜線は覚えているが
雨の記憶は無い
雪というのは…不思議なものだ
大和伸一【2026.2.12掲載】
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