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第531話 「鬼滅の刃」無限城編『第一章 猗窩座再来』



by ちぃな ちぃな
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 「鬼滅の刃」無限城編『第一章 猗窩座再来』

ちぃな 「鬼滅の刃」無限城編 第一章を見てきました。

 どれだけ泣きっぱなしになるか分からないので、一人映画です。

 猗窩座VS富岡義勇&炭次郎。
 獪岳VS善逸。
 童磨VS胡蝶しのぶ。

 最初の無限城に落ちていくシーンは、京橋の「柱展」で体感していて、心の準備はできていたので、心して見ることができました。

 それにしても何というスケールの大きさ!
 細部までのアニメーションの精緻なこと!!
 この広がりの凄さはスクリーンで見る価値ありますね。
 が、逆にこの果てしない世界が、無限城の恐ろしさを感じさせます。

 今回の第一章は、コミックだと16~18巻まで、意外と短い。
 これを2時間越えのアニメーションにすることの大変さを感じます。
 本当に細部まで力を入れて、みんなで作り上げたんだろうなあと思う。

 

「鬼滅の刃」は、それぞれが主人公でその結集のような物語ですが、この映画自体もそんな感じ。

 表に出てくるのは声優さんくらいですが、表に出てこないたくさんのスタッフの力の結集であることを感じます。

 京橋「柱展」見に行って良かった、と改めて思います。

 

 仲間たちそれぞれが、それぞれの思いを背負って、一つの目的に向かっていくこと。
 そして、鬼の側にも、それだけの過去があること。
 猗窩座が盗むのは父のためだった。
 大勢殺したのは小雪のためだった。
 ずっと戦って強さを求めてきたのは、守りたい人がいたからだった。
 コミックでも散々泣くけど、やっぱり泣いた泣いた。

 獪岳と善逸の弟子同士の戦いも苦しい。
 善逸が「兄貴」と呼んで、最後の技名「火雷神(ほのいかづちのかみ)」と落ちながら静かに言うシーンが印象的です。
 相討ちになるところ、獪岳はそのまま落ちていくけど、善逸は愈史郎に助けてもらいます。

 

 童磨のチャラさと不気味さ、しのぶの今まで見せなかった怒りも悔しさも、アニメで見ると、コミック以上に伝わってきます。

 

 本当に漫画の登場人物たちに命が吹き込まれた、というのを感じます。

 映画後、コミックもまた何度も読み直し、どんなにできなくても駄目でも見捨てないでくれる人がどこかにいるということ、助けてくれる人がいるこということ、一生懸命やってれば誇りに思ってくれる人がいるということ、何よりも、仲間がいることに、私も改めて感謝します。

(配信:2025.10.2 ちぃなちぃな)  To be continued⇒

   

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