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誕生日、夫が要望を聞いてくれたので(きれいなおウチと素直な夫子供が欲しいという本音はひとまず置いといて)根津美術館の蒔絵の薬箱を見に行くことにする。 図録も買ってくれ!と熱望。 少し前にちぃな母が我が家に来た時にも行ったのですが、江戸時代に詳しい人と見たくなり、再び来館です。 南青山に突然現れる竹林。
さてさて、目的は、『百草蒔絵薬箪笥』。 超豪華な薬箱です。 HPより 製作は飯塚桃葉、阿波徳島藩主・蜂須賀家のお抱え蒔絵師だそうな。 薬箪笥も蒔絵がコラージュのようになっており、こういう意匠の蒔絵は今までに見たことがなかったのでとても新鮮。寄裂というらしい。 引き出しに収められてた銀の合子も模様がとても精緻で綺麗で、蓋と本体が綺麗に収まるのが素敵です。 箸にも薬匙にも細かーい模様が彫られているのがすごい。 緒方洪庵が使ってた薬箱もあったりして、すげー!!!(≧▽≦)となる。 百草薬箱は植物がモチーフなので、当時の博物学に関する物もたくさん展示されております。 平賀源内の植物図や、図鑑もあったりして、平賀源内、私の中ではいろんなことに手を出したよく分からん人という認識でおりましたが、高松藩の藩主にお仕えだったんでございますね(いきなり丁寧)(≧▽≦)テヘ にしても、香川県立ミュージアム保管の資料をここで見るとは思わなんだ(^^;) 古河藩主の印籠なんか、雪の結晶を蒔絵にしてて、なんて先進的な!斬新な意匠です。 展示を見た後は庭園散策。まだ色づいてないのが残念でした。
早速図録をば。 蒔絵で薬草や虫の名前も書かれているらしいのですが、肉眼では見えない大きさだと言うので、本当に100種あるのか?どの薬草がどの名前なのか?虫はどこにいるのか?図録で確認する。 (配信:2024.12.12 ちぃな) To be continued⇒ |
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