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第382話「風に立つライオン第2弾」 |
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さだまさしの名曲、風に立つライオンの小説を読みました。 映画の話はコチラ↓ https://habane8.com/Cina/Cina2/323a.htm
映画で主人公のケニアの日本人医師、航一郎を務めた大沢たかおが、映画化を目的に小説化を依頼したんですね。 小説が先だと思ってました。いや、小説が先なんだけど。 (ま、曲が最初なんだけどね。)
で、小説を読んで感動倍増です。 というのも、映画は ラスト、大沢たかお演じる航一郎は、戦闘集団に攫われ、遺体は見つかりません。 そして数年後、東日本大震災の被災地に医者になったンドゥングがやって来て、がれきの中一人ぼっちの少年に寄り添います。 映画はここで終わっておりますが、小説はンドゥングが日本に来てからが第二部なのです。 一人ぼっちで彷徨っていた少年は、ショックで口がきけなくなっています。
ンドゥングは、自分も航一郎に毎日「どうだ、元気か」と声をかけられて人生と幸福を取り戻せたからと、自分も子供たちに声をかけます。 毎日ンドゥングと過ごすうちに少しずつ話せるようになった少年はンドゥングに尋ねます。 「僕はお医者になれますか?」 タオル片手に読むのですが、ここで涙腺崩壊です。 で、前回さだまさし、人を死なせすぎなんじゃないか的なことを書きましたが修正。 死なせすぎは小説「精霊流し」だけかな。 「風に立つライオン」は航一郎だけでした。 小説の航一郎は、安請け合いするキャラなので、危険地帯にも行ってしまう。 残念ながら、警備もあまりつけない。 小説を読んで、映画を見た時の小さな疑問がいくつか解決しました。 ンドゥング編も映画化してくんないかな。 (配信:2021.12.30 ちぃな) To be continued⇒ |
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