<<INDEX || <PREVNEXT>
  第323話「風に立つライオン」


by ちぃな ちぃな
背景素材:ふわふわ。り
MP3"散歩道" TAM Music Factory
Site arranged by 葉羽

 

 

 

 

 

 

 

 風に立つライオン

ちぃな ・・の映画をWOWOWでやってたので見ました。

 さだまさしの同名の歌を小説にしたのをさらに映画化。

 大沢たかお演じる主人公が長崎大学病院のケニア研究所に赴任し、
 現地の人の治療にあたる話。

 紛争地帯から次々運ばれて来て治ったと思ったら、
 また戦うと言って連れて行かれる患者たち。

 

 地雷の上を歩かされたという子供たち。

 石原さとみ演じる看護師もやって来て、孤児院を作りたいと言いう。

 

 病院は治った患者を置いとく場所じゃないと言う院長に対して
 大沢たかおは
「では担当医として言います。あの子達はまだ身体的精神的治療が必要です」

 両親を目の前で殺され、自分も兵士だ、これまで9人殺した、
 医者になんてなれるわけがない、と言う少年ンドゥングに対しては
「君は一生かけて全力で10人の命を救うんだ」
 と言います。

 かっこえー!

 ラスト、大沢たかおは、戦闘集団に攫われ、遺体は見つかりません。

 そして数年後、東日本大震災の被災地に医者になったンドゥングが
 やって来て、がれきの中一人ぼっちの少年に寄り添います。

 号泣もんです。

 が、さだまさし、小説の中で人を死なせすぎなんじゃないかと
 思うわけですよ。

 この物語でも大沢たかおは死ななくていいと思うし、
 実際モデルになったお医者さんはケニアで殺されてない。

 小説『精霊流し』でも、両親、おじさんおばさん、従兄弟と次々
 死ぬシーンがあり、それはそれで泣くし、いい話でもあるんだけど、
 ここまで死ななくても良くない?
 みたいな。

 さださんは好きなんですが。
 小説も好きなんですが。

 

 風に立つライオン、ドラマJINー仁ーと前後して見たせいで
 江戸時代なのか、ケニアなのか、たまに混ざってます。

 原作の小説はこれから読んでみようかなと思います。

(配信:2020.5.28ちぃなちぃな)  To be continued⇒

   

PAGE TOP


   Copyright(C) Chiina&Habane. All Rights Reserved.