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 その51 生存確認!下ネタ王子
「モーニングコーヒー」Benchi time

 東日本大震災で被災された皆様に心からお見舞いを申し上げます。

 本日3月20日の朝現在、懸念された福島第一原発の必死の消火作業が効を奏しはじめ、通電成功により5号機と6号機の使用済み燃料プールの水温は、ほぼ正常どおりの37・1度と41・0度にそれぞれ低下。

 また、外部から送電線がつながった1、2号機で機器の点検を実施、原子炉や使用済み燃料プールの冷却機能を復活させるため、通電に向けた作業が開始。

 さらに、東京都のハイパーレスキュー隊の危険を厭わない献身的な消化作業によって、3号機の冠水が成功して放射線の放出がストップし、今朝から4号機に対しても放水が開始されました。

 一方、ここ会津若松市では、浜通り・中通りからの避難民の受け入れを急ピッチで進めておりまして、博物館の駐車場にはスクリーニング検査を待つ人々の車が50台ほどになっています。

 我が家の家族は1号機の水素爆発後に会津への避難を行い、娘の家族4人と下の息子、弟夫婦が来ておりましたが、原発の小康状態を受けて弟のタケヒコオーナーが福島市に残っていた母のもとへ救援に向かいました。(オーナー、風邪引いたみたい…)

 この間、「通信」関係者の皆様からは、それぞれの安否情報や僕への励ましのお便りをたくさんいただきましてありがとうございます。

 そうした中で、僕が一番気がかりだったのは、地震と洪水被害の直撃を受けた福島市浜通りにある南相馬市に赴任している下ネタ王子ロバートのことでした。

 南相馬市の海沿いの地区は津波被害で壊滅状態。

 そこに居住するロバートからは、大地震の発生以降、まったく音信が途絶えていたのです。

 ところがっ!!

 昨日、19日にようやく届いた安否情報が以下でございます。

2011.3.19 「こんばんわ」

下ネタ王子ロバート

地震の二日後ぐらいからスーパー、コンビニ、GS等から物資が無くなり、以降、店は閉まったままです。

市民はどんどん県外などに避難してしまい、いまはゴーストタウンと化しています。

残っているのは、ほんの一部の住民と自衛隊や公務員関係でしょうか。

毎日、放射能の恐怖に脅えています。

私も食糧がある間は残りますが、このままだと餓死してしまいます。

この一週間で、お腹に貯まった脂肪が、すっかり無くなったというメリットもありますけど…(アハハ)

南相馬・ロバートより

 ををををを~!!

 よかった。本当によかった。

 でも、食糧が底をついているのか…。

南相馬市の避難民

 ロバート、無理しちゃダメだよ。危険と思ったら全てを投げ捨てて逃げるんだ。

 で、そういうメールを送りましたら…

2011.3.19 「Re: こんばんは」

下ネタ王子ロバート

ありがとうございます。

実家は海沿いの15メートル程の高台にあるのですが、津波で半壊状態です。

父親は津波に流され、木に引っ掛かって助かったそうです。

まるで漫画のような話です。

両親と兄は、今、宮城県丸森町の避難所にいます。

 凄い!

 ロバートのお父様は、津波に流されながらも生還!

 まさに不死身の親子でございます。

 いずれにしても、通信の投稿メンバーについては、これでほぼ安否が確認できました。

 予断を許さない原発の状況など、まだまだ楽観できる状況にはありませんが、ひとまずホッと胸をなで下ろしております。

 みんなで力を合わせて、この未曾有の危機を乗り切りましょう! 

南相馬市の有名店ゆーから

←無事であればいいのですが…。

 《配信:2011.3.20》

葉羽葉羽 被災された皆様には重ねてお見舞いを申し上げるとともに、まだ安否が確認できない皆様のご無事をお祈りしております。

 

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