ヴォルテールについて調べていたら、心に響く言葉がたくさんあったので。
◆我々の一つの目は人生の善い部分を見、他の目は悪い部分を見るのに役立っている。前者の目を閉じるという強い癖を持つ人は多くいるけれども後者の目を閉じる人はわずかしかいない。
・・・・「片目の人足」 |
“結婚生活の極意”はここから来ていたか!?
◆翻訳は作品のアラを大きくし、その美しさをスポイルする。
・・・・「叙情詩」 |
よほど痛い目に…あ、これは言ったか。
◆一般に人間は犬に似ている。他の犬が遠くで吠えるのを聞いて、自分も吠える。
・・・・「歴史断章」 |
うちの近所にもいるんですよね、こういう犬が…。
|
「知」の革命家 ヴォルテール
~卑劣なやつを叩きつぶせ~
(小林善彦 著) |
◆その年齢の知恵を持たないものは、その年齢のすべての困苦を持つ。
・・・・「省察と格言」 |
今の日本って、この「年齢層」がズレて来ていません?
◆独創力とは、思慮深い模倣以外の何ものでもない。
・・・・「断片」 |
完全なオリジナリティは存在しないということでしょうか。誰しも経験をヒントにアイディアを生み出しますものね。
◆悪が物質から来るものとすれば、われわれには必要以上の物質がある。また、もし悪が精神から来るものとすれば、われわれには多過ぎるほどの精神がある。
・・・・「省察と格言」 |
どっちにしても…。
◆人々が永いこと論争している場合には、彼らの論じ合っている事柄が彼ら自身に不確かな証拠である。
・・・・「断片」 |
まさか、どこかの国の議会のことを言ってるんじゃありませんよね。
◆歴史は自由な国においてのみ真実に書かれうる。
・・・・「フリードリヒ大王への書簡」 |
歴史認識・・・これはホットな話題ですね。ノーコメントとしておきましょう。
◆あらゆる宗教のうちでキリスト教は、疑いもなく最も寛容を教えたはずの宗教である。しかし、現在までのところキリスト教徒は、すべての人間のうちで最も不寛容な人たちであった。
・・・・「哲学辞典」 |
ありますね、どういう世界にも。
◆うんざりさせるための秘訣は、なんでもかんでもしゃべることである。
・・・・「放蕩児」 |
・・・・・・・・・・。
◆男がありとあらゆる理屈を並べても、女の一滴の涙にはかなわない。
・・・・「格言集」 |
そうだったのか。
《配信:2010.12.11》
葉羽 ということなんだよ、ケイコ。やっぱり男の言葉って重いよね。人生の重さの違いってヤツかな、ふっふっふ。
…あっ、ケイコ! 何を泣いてるの、ゴメン!ゴメンっ!
(ToT) (ToT) (ToT) (ToT) (ToT) |