どこの夜景がいちばんキレイ?
2023年もどん詰まりまで来てしまいました。
年の瀬の福島市街地の淋しい夜景を見ていましたらふと、”今まで見た夜景の中で最も美しかったのはどこか?”というテーマが浮かんでくる。
やっぱり福島空港路線の就航披露パーティで訪れた函館だったかなと。
函館山から見下ろした時、湾に挟まれた陸橋部分の「くびれ」が何とも言えません。
日中に見ると、それなりの景色なんですが、不思議ですね。
日中に見た函館市街地
そう言えば、(三つめは知らない)日本三大夜景のもう一つ「神戸の夜景」も素晴らしいものでした。
うん、コレはまだ若かった頃、昔の彼女と行った場所だからかも(笑)
やはり「湾」がキーポイントなんでしょうか。
神戸は、神戸港のポートタワーを写した写真にも秀逸なモノがありますね。
神戸ポートタワー
ライトアップ効果もあるでしょうが。
待てマテ、だったら大都市ほど凄いんじゃないかと思って東京の夜景。
こちらは、新宿副都心/都庁上空からの写真。
遠く西の空に夕焼けの残照が・・ジンと来ます。
そうすると、人種の坩堝ニューヨークあたりはもっと凄い?
ををををを~!!!
こちらは、米国の写真家で”デジタル一眼レフの王様”と言われるビンセント・ラフォーレ氏が撮影したマンハッタン。そりゃあ凄い訳だ。
氏は2016年、英国の「デイリー・テレグラフ」に世界中大都市の夜景を撮影した空撮写真シリーズ『エア』を発表していますが、上はその中の一枚。
ちなみに、夜景ではありませんが、セントラル・パークの巨大さがよく分かる画像が次。
セントラル・パーク
さて、ラフォーレ氏の『エア』があんまり凄いんで、もう数枚ご紹介。
まずは、ラスベガスの夜景・・
写真中央部が”不夜城”の区画で、有名なストラトスフィアタワーの左横の大観覧車があんなに小さく見えます。撮影ヘリがかなりの高度まで上がったのでしょう。
もう一枚は、フロリダのマイアミ・ビーチ。
夜の街の光って凄いですね、色とりどり♪
『エア』ではありませんが、別の写真家による次の写真も秀逸。水と光がお見事。
マイアミ・ビーチの夜景
次は『エア』の一枚ですが、どこの都市だか分かりますか?
この特徴的な街路・・僕はすぐピンときました。スペインのバルセロナですね。
バルセロナは計画都市で、街区がキチンと揃えられているのです。
バルセロナの街区
こんな街に、あのガウディの『サグラダ・ファミリア教会』が屹立しているなんて信じられますか?
どうしても信じられないというアナタに証拠写真。ホラね・・
サグラダファミリア教会の街区
ここだけ、放射状の斜め街路がOKなんですね。
『エア』から離れますが、バルセロナとは逆に同じ計画都市でも”全ての道は凱旋門に続く”というパリの放射状の道路網。
これはまた極端ですね。ナポレオンが威信をかけて作り上げたのでしょうか。
そして、このパリの夜景写真が・・
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見つからない! m9っ`Д´)
あはははは! 仕方がないので、Getty Imagesのストックフォトからお借りして。(狭い範囲ですが。)
夜の凱旋門周辺
忘れてならないのが、世界三大夜景の一つ香港。(後の二つは知らない。)
一番美しいのはコレかな・・?
それとも、コチラかな・・?
香港の夜景
さすが、”100万ドルの夜景”ですね!
さて、本日のラストはこの一枚・・『日本列島の夜景』でございます。
えええええ~!!!!? こんな上空までヘリやドローンが昇ったの!?
いやいやいや、そんな筈はありません。コレは地上400キロメートルを航行する国際宇宙ステーション(ISS)から撮影した日本列島(主に西日本)の夜景。
人類って凄い。そして文明の力って凄い。脱帽であります。
ではお後がよろしいようで。
《配信:2023.12.27》
ISSが撮影した地球も面白いので、いずれ稿を改めてご紹介いたしましょう。なお、右の背景画像は、地上828メートルの高さを誇るブルジュ・ハリファの展望台から撮影されたドバイの夜景。 |