この世のモノとは思えぬ美しさ・・。
間も無く5月14日の「母の日」‥という事で、ネットにもそれ向けのPR商品が目に付くようになりました。
最初に目に入ったのが「ハーバリウム」。こんなの・・
ぅわキレイ!!
何と言いますか、最近の商品はどれもデザインに凝って来て、見るだけでウットリするモノまでありますね。
ところが、生きた植物をオイルの中に閉じ込めるハーバリウムもどんどん進化しているようでして、思わぬ形のモノが出来ていました。
それがコチラ、クリスタル・アートリウム。
なんとキューブ、しかも固まっているタイプ!
これはもはやアート・・ということで、”アートリウム”と呼ぶそうです。
しかも、いろいろなバリエーションがある。
こんなのや・・
こんなのも。
ハーバリウムも美しいですが、こんなキューブをさりげなくお部屋に置いといたら、お友達から驚愕と尊敬の眼差しを浴びるの間違いなし。
(既に「母の日」から「自分用」に逸脱しちゃってるし。(笑))
で、こういった「キューブ」型の置物を検索していたら見つけてしまったのですよ、フッフッフ。
そう・・それが今回のテーマ、”フィボナッチ比率”を活用したクリスタル彫刻。
コレです・・
何だこれは~!!!!?
当たる光や角度によって様々な色で輝き出すもので、最初、動画で見た時にはビックリしました。
アートリウムは動きませんが、このクリスタル彫刻は周囲の状況によって変化する。まるで生きているよう。
こんなものも・・
こんなふうに部屋に飾るらしい。
まるで、クリスタルの中に虹を閉じ込めたようなフィギュアではありませんか。
この作品は、自然界にある”フィボナッチ比率”を活用して創り出したとのこと。
その”フィボナッチ比率”とは、隣にある数字をどんどん足し上げた数列のこと。図で現すとこんな感じ。
そう、アンモナイトや巻貝の形がコレです。
アンモナイトの渦巻
これは『黄金螺旋』とも呼ばれ、ヒマワリのタネの生り方や台風の渦巻、果ては銀河系の構造までを支配している大自然の法則なのです。
このクリスタル彫刻は「マジック・クロマ・キューブ」と呼ばれ、それをアーティストが制作中の画像がありました。
カット前のクリスタル
クリスタルをカットし研磨し、”フィボナッチ比率”を用いた鉛結晶のコアを作成して、それを何百回も繰り返します。
間も無く完成の図
まさに気の遠くなるような緻密な作業の末に、あの美しいキューブが生み出されるのですね。
そうやって作られたクリスタル彫刻には、様々なバリエーションも生まれています。
虹を中央部にだけ閉じ込めたキューブ。
周囲を不整形にしたもの。
円形。
不定形のもの。
同じく不定形。
果ては、こんなモノにまで。
虹を閉じ込めたクリスタル・キューブ、ロマンを感じます。
でも、やはり静止画だけでは、その醍醐味が伝わらないでしょう。
ということで、本日のラストは以下のミニ動画です!
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