誰もが通る道
ってありますよね。
先日ちびまる子ちゃんで
やっていた エピソード
「まる子、自転車の先生になる」
まるちゃんが従兄弟に
自転車の乗り方を教える話でした。
私の場合
教えてくれたのは
いつも 忙しい合間に
付き合ってくれた
お母さんでした。
水泳も 泳げなかった小学校低学年の私に
プールの監視当番の時を使って
他の子の、 プールの注意を払いながら
時間はそんなにかかっていなかったのかも
しれませんが、付きっきりで、
「顔を耳まで水に着ければ 浮くんだよ」
と教えてくれて
実際泳げるようになったのです。
自転車も 後ろを持って、 お決まりの、
途中でもう手を離す方法で
乗れるようにしてくれました。
車だって
怖がって決して運転しようとしなかった私を
教習所へ行くように促したのが 母でした。
そのおかげで その後の介護生活
引いては現在の生活を
送る事が出来るのは 言うまでもありません。
いつもお母さんが教えてくれて
背中を押し出してくれた
寄り添って、生きて来たのは
ある意味不健全に見える所も
あるかもしれませんが
それ以上に 愛情深く、
一緒に生きてくれた事が
とても今の支えになっています。
段々に、悲しみが落ち着いて来て
代わりに寂しさが募りますが、
どもまでも 一緒に、 教えてくれたもの
両親が生んで育んで 与えてくれた自分
その自分が、そんなに悪くない
むしろ いい所があると認められる様に
自分で気持ちが回復してきて
おかげさんで私は今生きれていると思うと
本当に愛情と、
感謝の気持ちでいっぱいになります。
人間として、性に合わない事は、
しないでいきたい。
できれば
優しい気持にもなりたい。
段々に、
自分の人生を考えられるようになって来て、
いつも一緒に 父母が居る
思い出にも現在にも
そんな気持ちがする今日この頃です。
一人で立っているように見えたって
いつもそうやって、教えて
一緒に居てくれた
それが実感できたなら
一人って事じゃないんですね。
Written by
Akio (2014.6.24up) |