先日ちょびっと空いた時間に、どうしても遠くに逃げたい心境に前の晩陥ってしまったもんですから、これは良しとしよう、と思い立って日帰り温泉に行って来ました。
近くだと飯坂温泉か天王寺辺りが比較的道もうっすら分かって近いため、まだビギナー卒業したばかりの運転でしたが、前々から聞いて行ってみたかった波来湯(はこゆ)に行ってみました。
ここの魅力は駅のすぐ傍なのもそうですが、やはり入浴料。
天王寺の(すりかみてい)大鳥荘は、良さでは露天も洗い場も鉄板中の鉄板ですが、ちと今は800円とリッチ感があるため、今回はなんと入浴料300円とすごくリーズナブルな波来湯を選んだ訳でした。
教えて下さった方の話によると、しかも洗い場も付いていると言う。
その方は震災後の断水の時に通われたそうな。
震災後随分飯坂温泉の浴場が貢献した話は聞いていましたが、実際お世話になると、どんなかは入ってみないとわからないドキドキ感も\\\
元来飯坂、天王寺の湯は熱いんです。熱すぎるんです。
そこが魅力と分かっていても、耐えられないギリギリの温度には、ちょっとガッカリしてしまう。
と、波来湯に到着したと思ったら、休館日!?
あわわと慌ててから、ふとニュースで見た外観と違うと気が付いたら、お隣の施設でした。
とゆ訳で波来湯はオープン時間営業中。
駐車場がすこし歩くとのことだったので、心配していましたが、急な坂以外は、意外と近く、この坂が帰りには上りでキツカッタですが、余計に温泉の風情を楽しませてくれたのでした。
波来湯は、受付湯殿が地下にあり、縦長の脱衣所が少し初めてで戸惑いましたが、中はとってもゆったりキレイ。
洗い場のシャワーの出の強さが感動でした。
あれ位強いと、正に温泉!!贅沢三昧!!湯三昧!!
で、私的にはツボなのです。
気持ち良く体を洗えば、心配していた温度問題も「ぬるめの湯」「熱い湯」としっかり二つに区切られていて、もちろんぬるい方へ入ったらば、丁度ええええ♪
広さはそこまでは無いのですが、思う様温泉を堪能しました。
そしてやっぱり、入浴後の湯冷めのしなさが、温泉の醍醐味!!
もうほっこりあったまって、歩く上り坂は、ちょっと熱い位で、その日は涼しかったのですが、帰りの車は窓全開で丁度いい涼み具合*****
飯坂の初夏の緑も堪能しつつ、久しぶりに又解放感が、これはサスペンスじゃなくても、逃避行にはもってこい。
むしろポジティブな意味合いで、とてもいい気分転換と小少々ですが小旅行気分。
こうやって見ると、飯坂は比較的線量も低いので安心感もありましたが、福島って本当に恵まれた土地なんだなあと、問題は多々あれど、故郷の尊さを少し感じが戻ったりしています。
とにかく忙しすぎて、原発の事も忙殺される生活をしていると、こう言うちょっとした逃避行が、ゆったりした時間の存在を思い出させてくれたりするんですよね。
温泉地が近くに無い方も、たまに銭湯や、ちょっと広い浴場。
出の強いシャワーなんかも、リフレッシュには打ってつけ☆
正に現地で行く「テルマエ・ロマエ」、福島版ですね♪
そりゃあ、浴場で喧嘩なんかする気起きませんよ、そりゃあね(^U^)v
Written by Akio
(2012.6.27up)
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