葉羽 今回は"仲間たち"のノトヤンからの報告です♪
ノトヤン
昨日、山形県埋文有志主催による山形県内出土の円筒土器の観察会に参加させていただきました。
土器観察の前に、青森県考古学会会長の成田滋彦さんの基調講演。
単なる円筒土器のお話に留まらず、青森県の縄文をリードする若き研究者5人についても語られた。
(うちの福島県では県考古学会会長お墨付きの縄文をリードする若き研究者は何人いるかしら(^▽^笑))
続いて、山形県埋文調査報告で円筒(系)土器と報告されている土器の実見。
円筒下層d式から上層c式の資料もあるが、似ているけど、円筒(系)土器ではないという資料も。明らかに別型式。
円筒土器の本場は、青森県から秋田県北半、岩手県北半。
秋田県南半から山形県は大木式土器の影響の下、あるいは共存する中で円筒土器が本場もんと異なっているように感じた。
今回の土器観察会は、コロナの影響により大規模なものにしなかったようですが、現物を実見し、参加者で検討・討論することは私たちの世界では大切なこと。
報告書やインターネットだけではわからないことがいっぱいある。
会をコーディネートしていただいた山形県埋文有志の皆さん、ありがとうございました。
《配信:2020.11.19》by akky
葉羽 土器にも地方によっていろんなタイプがあるんですね~! |