アッキー 復元実験の後編です。

二瓶さんの鍛治場。初めて見る。藤安刀匠が主導。
暖めて柔らかくなつたところを叩いて長くする

二瓶さんに交代。一般の人にも叩いてもらう。
俺も恥ずかしがらず手上げれば良かった苦笑。

夕方。夜の焼入れ(刃付け)の嵐の前の静けさ

と思ったら、藤安刀匠からやつぱり炭足りない気がすると、
急遽炭切を開始苦笑。製鉄実験あるある笑。

鍛治場にあつた今回の実験で藤安刀匠が作った木型と試験品。
藤安刀匠も蕨手刀は初めて作る

夜の最終刃入れ 用の素材。

夜の野鍛治。焼入れ。
切れる用に刃に水に溶いた鉄粉?を塗る。
これで切れて刃文ができる
最終工程は火を色などで鉄の状況を見るため電気を落とす。

お水に入れる直前。これで一気に冷やしてできあがり。

完成。光に刃を直交させて見ると刃や波紋がよく見えるという

できたてを持たせてもらい、重さや刃を見る

柄を持ったところ。藤安刀匠曰く、
1番難しかつたのは蕨手刀は厚さが一定あり、
叩くと刀は長くできるが厚さは薄くなる、
そこをどう調整するかが難しかつたとのこと。

特徴的なカーブがかかる柄も少し難しかつたとのこと。
試作もしたが、上記と同じ理由で厚さが薄くなるため、
カーブはノミなどで切断して形状作るのが合理的とのこと。
今度他の蕨手刀見る時に留意したい 。

友達から。ふいご使用前

友達から2。ふいご使用後。
疲れて立子山の粘土担当の方から押して頂く苦笑m(__)m
《配信:2025.2.20》by akky 

葉羽 お疲れさまでした。1月12日の記事でした。
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