覚醒 (詩:Akane)
声にならない声で呟く 苦しい 喉が灼けるように痛い 耳元で吐息を感じてる筈なのに 君の姿は暗闇に飲み込まれて 見えなくなった
「待って!」
視界が急に開け そして ぬくもりが残る僕の右手は 簡単に空を切っていた
裏切られたような でも 安心したような 心と身体がちぐはぐで 所在ない空っぽな感じ・・・
僕はそんな夢をみた