#013
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   目眩 (詩:Akane)

 目眩にも似た心地良さの
 一歩先に拡がる深く暗い闇
 睡魔にも似た深淵

 気がつくと僕の両手は虚空をさまよい
 思い出す言葉は容赦なく胸を締め付ける
 振り返る君の視線は
 その暗闇に向けられ

 飲み込まれた

 ・・・何・・・なんだ?

 暗闇のなかで君の姿を探してる
 探しても
 探しても
 君の姿が見つからない

 君の姿が思い出せない?

 ・・・君は・・・誰?

 Poem by Akane:幻影シリーズ「Prologue-03」
 Image by 葉羽(元画像:1Wallpaper.net)
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