この若喜商店は、江戸時代の宝暦5年(1755年)に創業した老舗の醤油・味噌醸造元。
それから十数年後、再び会津(会津地方振興局)に赴任した時に、ここの若主人や若松の野口英世青春通りにある『會津壹番館』の照島さんらと協力して会津地方の「地域おこし」に取り組むこととなる。だが、この頃はまだお互いについて知ることはなかった。(遠い目・・)
やがて県立喜多方高校のグラウンドの横を通り、目指す喜多方保健所が見えてきた。
喜多方保健所(現在は県の合同分庁舎)
(現在は、保健所業務が市の保健センターに移管されたため、建物は県の合庁・分庁舎に。)
玄関を通って執務室に入ると、僕が配属予定の「総務課」の課長さんが出迎えてくれた。
挨拶を済ませ、まずは当面の重要課題「住む場所」について相談しようとすると、逆に提案された。
独身者の場合、保健所からすぐ東側にある学生下宿「祓川荘」にとりあえず入って、それからゆっくりとアパートなどを物色すればいいのではないかとのこと。
学生下宿(イメージ)
この「祓川荘」は、近傍にある県立病院のレントゲン技師さんの家でもあり、学生たちも大勢入居しているとのこと。まかないも付いているし、部屋は個室だと言う。
願ってもない好条件だ。何より「敷金・礼金」なども不要だったのだ。
最初の赴任日などについて打ち合わせを済ませると、今度は「祓川荘」にお願いに行った。4月になれば、冬期間だけ入っていた遠方出身の高校生らが退出するので空き部屋は十分にあるとのこと。(ホッ、良かった・・)