岸波通信その148「掃除の心得」

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岸波通信その148
「掃除の心得」

1 大掃除の理由(ワケ)

2 掃除の心得

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  LIn the New Year of 2008 【2017.11.30改稿】(当初配信:2008.1.1)

「部屋が汚い女は絶対キレイになれない!」
  ・・・桃井かおり

 今は、2008年1月1日の21時40分。

 窓の外では、深々と雪が降り続いています。

 今年の元旦は、この20年間、かつてないほどイレギュラーなものになりました。

 なんと実は、つい5分前まで年末から引き続く大掃除をしていたからです!

←(オーマイガー!)

大掃除

 そんな訳で、例年ならば今頃、新年のご挨拶を兼ねた岸波通信の配信通知を出していたはずですが、それさえ叶いません。

 ということで、今回は、その言い訳も兼ねました初のブログ風「岸波通信」であります。

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1 大掃除の理由(ワケ)

 何故にこのようなハメになったかと言いますと、引越しをしていたからなのです(!)

 いや、引越しといっても「岸波通信執筆ルーム」を上に3メーターほど移動しただけなんですが……(笑)

 これまで僕は、10畳ほどの応接間を占拠し、3千冊ほどの蔵書やパソコン関連機器に埋もれて編集活動をしていたのですが、今回、結婚して家を出た娘、沙織の部屋に引越ししたのです。

 沙織は自分の荷物を家に置いたまま、アパート暮らしの身の回りのものだけを持って嫁ぎました。

 でも、我が尊敬するまっさん(←さだまさし)が関白宣言で歌ってるように、「帰る場所は無いと思え、これからオレがお前の家」というくらいですから、このままではマズイと…。

 娘の決意を固めるために、去年の暮れ、父は心をオニにして電話をしたのです。

おい、お前の荷物は処分するからな。

ええー、なんでぇ?!

結婚したもの、当たり前だ。

1月4日に帰るから、その時まで待って。

あ、そか。(エヘ) だが、実はもう運び出した。

・・・・!!

あ、いや、全部整理して分別してあるから。(ホントは、これからだけど・・)

  だから、よく見て、必要なものは持っていくよーに。

んじゃ、わかった。

 ~と、快く了解を得たので、安心して掃除に取り掛かったのでした。

 しかし、20数年間の人生と言うのはやはりダテではありません。

 その間に溜め込んだ、あんなものやこんなものが部屋にぎゅうぎゅう詰めであります。

 とくに閉口したのが、大量の書籍! ←(人の事は言えませんが…)

 それらを小分けにして荷造りし、階段を上り下りすること、ユウに200回!

 腰は砕けて目はかすみ、ホウホウのていで運び出しを完了したのが12月31日の明け方。

 しかし、それで終わりではありません。

 そこから、自分の荷物の運び上げ!

 しかる後に、本来の大掃除ですから、寝るヒマもない突貫工事であります。

 “後悔、先にたたず”と言うのは、まさにこの事。

 こんなことがありまして、20年来、一度も欠かすことの無かった岸波家の大晦日恒例、「年越し手打ちうどん会」も急遽取り止め、正月2日恒例の同級会の取りまとめもできなかったのです。

←(それにしても、外にまとめる人間はおらんのかいな?)

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2 掃除の心得

 しかし、いったん大掃除を始めると、とことんキレイにしなくちゃ気がすまないのがA型たるユエンでしょう。

←(本当はB型ですが…)

 それこそ、トイレの床の隅々やら、障子・壁紙の張替えやら、本の一冊いっさつの点検・拭き清めをしないとキモチが悪いのです。

 どうして、こんな性格になったのかと言いますと、思い当たることが一つ。

 あれは、小学校低学年の頃でした…。

 その頃の担任は中年の男の先生だったように記憶していますが、とにかく怒りんぼで、しょっちゅう怒鳴っていたのです。

←(僕らがワルガキだったという噂もありますけど…)

 そんなワケで、僕らはこの先生が大嫌い。

 もう、学校で顔を見るのもイヤでしたね。

 しかしある時、僕らがふざけて手抜き掃除をしていた時、見事に現場を見られてしまったのです。

←(しまったぁ!!)

 僕らは、きっといつものカミナリが落ちると、ビクビクしながら首をすくめていたのですが、何故か一向に怒鳴り声が聞こえてこないのです。

 あれ・・・?

 と思って恐るおそる見上げると、この先生、とても悲しそうな目をしながらこう言ったのです。

「あのな、お前達。」

「!」

「掃除というものはな・・・

   自分の心をキレイにするつもりでやるものなんだぞ。」

「・・・・・・・。」

 なんか、この言葉は、心にグサッと突き刺さりましたね。(うんうん)

 やっぱり、“北風と太陽”なんでしょうか…言葉が、素直にしみ込んできた記憶があります。

 大掃除疲れでPCに向かっても頭が回らず、ボーッとしていたら、ふいに遠い日の記憶が蘇えりました。

 それ以来、僕は、掃除に手抜きが出来なくなったのです。

「そうだ、あいつにも同じ事を言ってやろう…」

 ゲーム・デザイナーになろうとして夢破れ、フリーターをしていた息子佑樹が、ようやく就職を決めました。

佑樹は、一月半ばには家を出て独立し、須賀川市のタケヒコオーナーのコンビニに勤めることになったのです。

 兄が言うのもなんですが、弟のタケヒコは僕なんかよりもずっと優しくて折り目正しい、男らしい男。きっと、佑樹を一人前の男に導いてくれるでしょう。

 そして…コンビニと言えば、清潔が基本。掃除・整頓が基本です。

「なあ、佑樹。

  掃除と言うものは、自分の心をキレイニするつもりでやるものなんだぞ。」

 うんうん、いいハナムケの言葉だ。

 ~そんな事を思い描いている元旦の夜です…。

雪の夜

←(しまったぁ!これを読まれたらバレバレだぁ!)

 

/// end of the “その148 「掃除の心得」” ///

 

《追伸》

 今度の部屋は、完全に独立した書斎となりましたので、落ち着いて自分自身の通信を書くことができそうです。

 ラーメン道も、未アップの取材ネタが5~6こ溜まっていますし、cinemaアラカルトも「椿三十郎」や「Always2」をはじめ3~4本、another world.も書きたいネタがありますのでね…。

 そう言えば、この大掃除で凄いアルバムが出てきたのです。

 なんとそれは、子供の時に書いた僕の第一詩集!

 しかも、MIZO画伯ともう一人の同級生と三人で作成したもので、アルバムに写真や手書き挿絵を添えた形は、まさに今の葉羽詩集。

 僕のルーツはこんなところにあったのかなぁと、改めて感慨深く読み直しているところです。

 で、実はこの詩集、おそらく“断り書き”を書かなければ、今現在の僕が書いたものと区別がつかないと思います。

←(成長がないとも言う。)

 なので、「~初期作品集~“葉羽・殉情詩集”」とでも銘打って何編かアップしてみようかなどと目論んでいます。

 その際、何歳の時の詩なのかは秘密にしておこうかな。(とても言えない…)

 それからMIZOの分は…うーん、どうしようかなぁ??

 

 では、また次の通信で・・・See you again !

本家「殉情詩集」

(佐藤春夫)

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To be continued⇒“149”coming soon!

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