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「明るく楽しく上品に」(TAM Music Factory)
by 岸波(葉羽)【配信2005.6.1
 

◆この記事は作品のストーリーについて触れています。作品を実際に楽しむ前にストーリーを知りたくない方は閲覧をお控えください。

 こんにちは。気付けば人生の傍らには必ず映画があった岸波です。

 挑まなければ 超えられない

 今回のスパイダーマン2は、まさに大団円にふさわしい要素がふんだんに盛り込まれています。

スパイダーマン2

 何といっても、これまで最大の謎であったスパイダーマンの“素顔”が晒されてしまうのです。

 それも、愛するメリージェーンに対して正体を明かすばかりでなく、一般大衆の面前でマスクが取られてしまうのです。

 さて、その内容は?

 

 今回の作品でスパイダーマンの素顔がばれる以上、少なくとも今後、スパイダーマンのいでたちをして活躍する必要はなくなりますので、ストーリーを継続する必要性はなくなりました。

 つまり、自由につくることができるのです(笑)

 また、これまで一貫してストーリーに絡んできたサスペンスは、“スパイダーマンの親友ハリーが、自分の父(実はグリーン・ゴブリン)を殺した仇と勘違いしてスパイダーマンに復讐しようとしている”というエピソードでしたが、この誤解もやっと解けるのです。

 おまけに・・・今回のストーリーのラストでは、正体を明かしたピーターとメリージェーンが互いの愛を確認し合って結ばれます。

 ということで、全てはメデタシめでたしという結末です。

待たせたな。

(←登場はカッコいい。すぐボコボコに・・。)

 そんなワケで、今回の映画がたいしたデキでなくとも“最終話だから、まあカンベンしてやるか”というくらいの内容でした。

 ストーリーは相変わらずワン・パターンで、突如出現したマッド・サイエンティストが世界征服を目論んで暴れまわり、またもメリージェーンが捉われます。

 しかし、このメリージェーンの女優さんはあまり魅力的ではないんだなぁ。

 だから、あまり心情的にものめり込めないんですね・・。

 それに、今回の悪漢もタコのようなマジックハンドを背中にウニョウニョはやして、かなり漫画的。

 これでは、感動的なストーリーにしようとしても無理というもの・・。

やあ、こんばんは!

やあ、こんばんは!

 今回、特筆すべき趣向は、ピーターがスパイダーマンの廃業を決意する部分でしょうか。

 何せ、ヒ-ロー家業があまりにも忙しすぎてバイトが首になり、学業の成績も落ちて、大好きなメリージェーンにさえフラれてしまうのです。

 これではたまらんと、スパイダーマンの廃業を決意し、お手製のスパイダーマン・コスチュームを捨ててしまうのですが、こういうときに限って彼の助けを求めるような事件が起きてしまうのですね。

 ところが今度は、手からお得意の“糸”が出ない・・・精神的な迷いが彼の能力まで奪ってしまったのです。

 そんなこんなで、メリージェーンを救うまでが大変ですが、そこは「水戸黄門」のような“予定調和”の世界。

 見ていて安心というか、面白みが無いというか・・・。

メリージェーンとスパイダーマン

メリージェーンとスパイダーマン

 でも、SFXはそれなりに魅せるので、“スパイダーマン完結”を祝って、「まあまあの作品でした」くらいの評価にしようと思っていました。

 ところがっ!

 「映画.com」の“新作超々先取り紹介”を見てぶっ飛びました。

 「スパイダーマン3」製作決定! 同じスタッフ&キャストで2007年公開!!

 ・・・もう何も言いません。

 「寅さん」みたいに、「スパイダーマン’20」でも「’30」でもやってくださいね。

 

/// end of the “cinemaアラカルト13「スパイダーマン2」” ///

plate

 

(追伸)2018.2.26

岸波

 読み返してみたら、けっこう僕、むちゃくちゃけなしていますね(笑)

 まあ、とるところのない映画と思ったのは今でも変わりませんが。

 でも、ご承知の通り、しっかりとこの後でリブート・シリーズが作られています。

 アメリカの(昔の)少年にとっては、捨てがたいキャラなのかも知れません。(僕らがウルトラマンを忘れられないように。)

 

 では、次回の“cinemaアラカルト”で・・・See you again !

ピーターとメリージェーン

ピーターとメリージェーン

(←メデタシめでたし・・・と思ったのになぁ!)

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To be continued⇒  “cinemaアラカルト14” coming soon!

 

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