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Written by まっさん命の小柴
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BGM:「古都」by MusicMaterial

※Uta-Net「飛梅」の歌詞へ>

 

まっさん命の小柴まっさん命の小柴

 2月8日から10日まで、出張で九州へ行く機会があり、ついでにまっさんに関係する場所にも立ち寄ったので九州旅行編として報告します。

 まずは、まっさんファンの方ならご存知の「飛梅」の舞台である太宰府天満宮へ、ついに行ってきました。

 西鉄太宰府駅で電車を降りて表参道を通り、最初の鳥居をくぐれば正面右側に「東風吹かば~」の歌碑が立っています。

太宰府天満宮

 ではここで、まっさんから「飛梅」についての説明をしてもらいます。

 天神様の飛梅をご存知ですか。

 九州の福岡県にある太宰府天満宮は、天才であるが故に時の権力者の反感を買い、ある罪を着せられ、京都からこの地に流され、ここで没した菅原道真公を祀った処なのです。

   ~中略~

 「東風吹かば 匂ひおこせよ梅の花
あるじなしとて 春な忘れそ」

 京都を去る際、子供の頃から愛して育てた梅の木に、菅公が詠んだ美しい歌。

 そして、何と梅の木がこの歌に応えます。

 菅公が亡くなったその日、一夜のうちに、この梅は、京都から飛んで、この地に根づいてしまった、と言います。

 太宰府天満宮の社殿の前に今も息づいている古木がそうです。

 そして、5万本からあるこのお宮の梅の木の中で、毎年決まって、一番最初に花をつけるのが、この白梅、「飛梅」なのです。

(さだまさしライナーノートより)

飛梅

 正面を左に曲がり、二つ目の鳥居をくぐると心字池(池の形が心の字になっている)にかかる三つの赤い橋があり、一つ目が過去、二つ目が現在、三つ目が未来という仏教思想を残しています。

 橋を渡り終え、手水舎のお清めの水で手を洗い、口をゆすぎ、楼門をくぐれば、正面に本殿です。

 そしてその本殿の右前に、咲き始めたばかりの花を付けた梅の木「飛梅」が立っていました。

    飛梅(2番)

♪♪裏庭を抜けて お石の茶屋へ寄って
君がひとつ 僕が半分 梅ヶ枝餅を喰べた
来年も二人で 来れるといいのにねと
僕の声に君は 答えられなかった
時間という樹の想い出という落葉を
拾い集めるのに夢中だったね君
あなたがもしも 遠くへ行ってしまったら
私も一夜で飛んでゆくと云った
忘れたのかい 飛梅

或の日と同じ様に 今 鳩が舞う
東風吹けば 東風吹かば君は
何処かで想いおこしてくれるだろうか
太宰府は春 いずれにしても春
♪♪

心字池

(太宰府天満宮)

←三つの赤い橋。

 「飛梅」は極早咲きのため、例年1月に咲くのが、今年はやっと咲き始めたばかりでした。

 

(追伸)

 ということで、次回も九州旅行編。

 Coming Soon!!

まっさん命の小柴まっさん命の小柴&さだ研【2012.3.16アップ】

 

 

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