★最終報★ 復興への道

 
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Report by 下ネタ王子ロバート
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BGM:innocent walls by 佑樹のMusic-Room


下ネタ王子ロバート

 BBSのつもりが、「真面目な被災地報告」なるコーナーを立ち上げて頂きました。尻切れトンボになるのも変ですので、今回でコーナーを締めさせて頂きたいと思います。

 これからは、下ネタ日記の方で貢献できればと思っています。以下、本文です。

相馬さむらい連と
粋咲翔舞の
合同よさこい

(11月3日)

 9月30日に緊急時避難準備区域が解除され、それを契機に、10月中旬には一部の小中学校が再開され、下旬には、H高校も再開されました。

 本校も今月中旬には、元の場所に戻ります。

 H高校は、再開と除染工事の同時進行を選択しましたが、本校は除染工事完了後に再開することを選択したため、開校の時期が遅れてしまいました。

 しかしながら、広大な実習用農地の全てが除染できたわけではありません。

 南相馬市は、まだまだ、市民生活が元に戻ったと言うには程遠い状態です。

 小さな子どもがいる世帯は、市外に避難したまま戻らない人もいます。

 店舗も全て開店している訳ではありませんし、コンビニも夜間は開いていません。

 やはり、除染が完了しないと震災前の姿には戻らないのでしょうが、広大な市域の除染をどう行っていくかが最大の課題になります。

南相馬市の原町二中校庭に約1700個の
キャンドルで作られた「フェニックス」
=6月11日

(C)福島民報新聞社

 今回、私は南相馬市に取り残され、原子力事故を経験して学んだのは、いざとなったら国家でさえ信頼できないという残念な教訓でした。

 こんな経験は二度としたくないですし、絶対にないことを祈っています。

 最後になりますが、応援してくださった岸波通信会員の皆様に心から感謝を申し上げます。

【報告完了】

葉羽:現地からの生報告、たいへんお疲れ様でした。ロバート、今後は予告どおり“下ネタ”の方でよろしくネ!

《配信:2011.11.7》

 

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