4月19日～30日までの2週間、事務所の研修で語学学校に行って来ました。

　ロンドン郊外の小さな語学学校（生徒数が40人程度の規模）で、生徒の年齢層は10代後半から20代前半が主でした。

　日本から英語を学びに来ている方も数人いて、その中に60代後半か70代前半の方もいました。

ブリティッシュ・カウンシル

　その方から話を聞くと、退職後に何か学びたいと思って英語を学ぶためロンドンに１人で来たそうです。

　しかも、去年も同じ学校に通っていたそうで、今年で２回目みたいでした。

　長期間の語学留学ではなく、3～4ヶ月間英語を学びながらヨーロッパを旅行しているそうです。

　退職後に１人で海外に出て何かを学ぶという姿勢は本当にすばらしいと思いました。

　生徒の国籍をみると、中国、台湾、韓国、タイからの生徒で全体の約６割を占めていました。

　約３割がヨーロッパの生徒、残り１割が日本からの生徒（私たちクレアロンドン事務所を含め）でした。

　なかでも中国、タイからの生徒が多いのに驚きました。

←（実に国際色豊かだね。）葉羽

　先日、ＢＢＣ放送で、公的機関のブリティッシュカウンシルが、英国の大学で学ぶことを希望する海外留学生が2020年までに現在の3倍以上に当たる87万人に増加するのではないかとの予測を発表したとのニュースをやっていました。

ブリティッシュ・カウンシル

　この発表は英国や米国など、英語圏で単位取得を目指す学生の数が急増している傾向を分析したものだそうです。

　現在英国内の大学には約27万人の海外留学生が在籍しているそうです。留学生のうち最大の伸びを示しているのは中国人で、現在は2万人ですが、2020年にはこの10倍以上になるのではないかと予想しているようです。

　今回の語学研修は、ロンドン事務所内では日本語を使うことがほとんどであり、英語を話すことはあまりないので、この2週間は英語漬けの毎日で、各国の人と話すことが出来て非常に有意義でした。

　(2004.4)

《リニューアル配信：2019.9.29》　 nemoto