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ラゴスでの生活もいよいよ秒読み態勢に入りました。これからは挨拶回りも多くなり、明日はアブジャへ出張します。 写真は、約１年半にわたって活躍してくれた私の運転手。
はじめの運転手にはひどい目にあったのですが、その後雇用した彼は、とてもよく働いてくれました。 一緒に写真を取りたいと言っているので、今週中に暇を見つけて記念撮影しようと思っています。
今日で２年間勤務したオフィスでの仕事も終わり。 仕事の引継や身の回り品の整理で慌ただしかったのですが、皆さん超多忙にもかかわらず、送別会を偉い人のオフィス内で開いてくれました。 もう最後なので何でもやってやろうと、予め用意しておいたギターを持ち込んだところ、日本へ研修に行かれた方が、「上を向いて歩こう」を歌ってくれたので、一緒に演奏してみました。
私のほうは、感謝の気持ちを込めてナイジェリア国家を歌わせていただきました。もちろん、皆さんも起立して一緒に歌ってくれました。 その後、皆様から心温まるメッセージを順番にいただき恐縮してしまいましたが、皆さん私の性格をよく分析しているなあということと、英語での口癖を真似された時は思わず赤面してしまいました。
２年間を通じて決して褒められた仕事ぶりではなかったのですが、少なくとも皆さんと心は通じ合えたかなあと思いつつ、涙するようなタイプではないので、さらりとオフィスを後にしました。 たくさん記念品もいただいて、ちょっと嬉しかったのと、それ以上にお別れのセレモニーも終わって、正直ほっとしました。
帰国を２日前に控え荷づくりに大忙しだったのですが、こちらで知り合った友人から親族の結婚式へご招待をいただいたので、ちょっと無理して出かけてみました。 会場はちょっと物騒な地域内にある教会だったのですが、どうやら教会の建設が予算難のため途中でとん挫したようで、建設途中の教会の１Fスペースを利用して結婚式が行われました。
すごいところでやるなあと正直思いましたが、それでもかなりの出席者が詰め掛け、前のほうでは地方議員がずらりと座っています。 日本人はかなり目立つので、会場の隅のほうに座らせてもらっていたところ、最前列に座るように懇願されてしまい、仕方なく周囲の注目を浴びながら最前列に移動しました。
さて、ラゴスで結婚式に出席するのはこれで２回目になりますが、今回もやはり生バンドが入り、式典の随所随所で、歌と踊りが始まります。 何で新郎新婦が婚姻の署名をする際に、みんなが回りで踊りまくるのか不思議な感じもしましたが、まあいいかと、写真を撮りまくりました。 結構高齢の女性も、腰を淫猥に動かす例のアフリカンダンスをやっているから、やっぱりこのパワーはすごいなあと感動まで覚えました。 しかしその後は、とにかく長い！ものすごく長い！！宗教（この日はキリスト教の結婚式）に関するお話になると、ものすごい音量で30分以上演説が続きます。 英語に続いてヨルバ語の通訳が入るので、これは正直きついです。
結局、45分我慢したところで、急に天候も崩れてきて嵐になりそうだったので、ここでギブアップ。 今日は、日本人会の壮行会と掛け持ちだったので、あわてて車に飛び乗り帰路につきました。 ナイジェリア服を着て行ったので、皆さん大喜びで一緒に写真を撮ったりしていたから、とりあえず役目は果たせたでしょう。
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