その44 再びアブジャ!
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「Sunny Day」

Fra's Forum♪
 

【再びアブジャ】

Nov.26 in 2010

 また単独アブジャ出張がありましたので、出かけてきました。

 移動はラゴスの空港からアブジャの空港まで75分。

 このフライト、よく遅れるので飛行場の待合室でのアナウンスは、真剣に聞いていないと痛い目にあいますが、本当に不親切な案内なので、私のような旅慣れない者は結構緊張します。

サハラからの砂塵

サハラからの砂塵

←遠くに見えるはずの岩山が
今日はみえません。

 それでも、今回はたまたまほとんど予定通りの時刻で飛行機が飛んだこともありますが、本当に快適な旅でした。

 待合室でも飛行機の中でも、読書に熱中してたので、飛行機が離陸したのも着陸したのも気が付かないほどでした。

Marathonman(フェラ・クティの伝記を読み返していたのですが、あまりに波乱万丈の生涯とその不屈の精神に感動してしまいました。またこれは別の機会にご紹介します。)

 さて、アブジャはラゴスより北部にありますので、先日ご紹介しました、サハラからの砂塵(ハマダン)の影響が顕著に見られます。

 車から、遠くの岩山を見るのがいつもアブジャに来た時の楽しみなのですが、今回はやけにかすんでいます。

サハラの赤土

サハラの赤土

←こちらの土は赤いのです。
飛行機から見ると、とても印象的です。

 運転手に聞いたところ、これがハマダンだということでした。

 日本も黄砂が飛んできますが、やっぱり自然の力にはかなわないなと思いながら、不思議な光景をぼーっと見続けていました。

 

【感謝祭:365歩のマーチ】

Nov.27 in 2010

 感謝祭といえば、アメリカのお祭り(Thanksgiving Day)で11月の第4木曜日、七面鳥の日などとも呼ばれるそうですが、この日は、米国からいらっしゃっている方のご自宅で開かれたパーティーにご招待をいただきましたので、七面鳥の丸焼き見たさ(食べたさ)に、車を自分で運転して出かけてきました。

 七面鳥以外にも、アメリカの地域料理もごちそうになり、もう大満足。

 体調を崩した後、会う人にみな、痩せたと言われているのですが、この日はおかわりもして食べまくりましたので、すぐに元にもどることでしょう。

七面鳥の丸焼き

七面鳥の丸焼き

←2羽も用意してくださっていました。

 ただ食べるだけでは申し訳ないので、このご家庭の奥様(日本人)のリクエストにお応えして、ギターを弾いてきました。

 さて、リクエストのあった曲が、「365歩のマーチ」。

 1968年のヒット曲ですが、まだお若い方もたくさんいらっしゃるのに、さすがにこの曲は皆さん知ってますね。

 歌詞が、ラゴスでの生活にぴったりで、みんな元気を出していきましょうということでこの曲になったのですが、確かに改めて読んでみると、三歩進んで二歩さがる、汗かきべそかき歩こうよ、ままになる日もならぬ日も、明日の明日もまた明日、千里の道も一歩から、始まることを信じよう・・・

 こちらで苦戦している皆さんとともに、ついつい大声で合唱してしまいました。

 米国人の方もいらっしゃったので、Counry Roadsも歌ったりして、この曲の邦題は「故郷へ帰りたい」、う~ん、考えさせられてしまいます。

 バージニア州から来られていた方もいらっしゃったのでぴったりでしたね。

Marathonman(曲ではウェストバージニアですが)

ご馳走の数々

ご馳走の数々

 さて私のほうでもう1曲用意したのが、「栄冠は君に輝く」。

 翌日はソフトボールの試合がダブルヘッダーで入っていたので、念願の初勝利に向けて士気を高めましょうということでみんなで歌ったら、これもかなり盛り上がりました。

 ラゴスで甲子園の大会歌歌っているんだから、なんとも不思議なもので。

Marathonman(ソフトボールの試合は、残念ながら順延になってしまいましたが)

 その後は、懐かしのフォークソング大会になりましたが、これはもうお得意の世界なので、ついつい神田川もやっちゃいました。

 ラゴスの米国人家庭で神田川。もう何でもいいやといった感じでしょうか。

 

【街の食堂】

Nov.29 in 2010

 ベトナムやタイでは、路上の屋台がたくさんあって、美味しい料理がとても安い値段で食べられるのは有名ですが、こちらでは、なかなかそのような訳にはいかないようで、気楽に外国人が路上で外食できるようなところはありません。

 しかしながら、街で働いている人はたくさんいるので、その人たちの食事はどうしているかというと、写真のような食堂が、裏道にありまして、ここで食べることもできるし、タッパーを持っていけば、ライスと好みのおかずを入れてくれるのです。

街の食堂

街の食堂

←裏道に入ると、
このような食堂(もちろん露天です)が
たくさんあります。
一度食べてみたいのですが、
皿の汚れを見るとちょっと躊躇してしまいます。

 前々から興味があったので、最近は仕事帰りに運転手に食糧調達をすることを許可して、このような食堂に連れて行ってもらっています。

 私のほうは体が少々弱っているので、すぐに味見という訳にはいかないのですが、その内タッパー持って食堂の前に並んでいる自分の姿も想像できます。

 ちなみにお値段のほうは、私の居住している地域は何でも物価が高いので、ここでの食事も他地域よりも割高で、200~250ナイラ(120円~150円程度)ということですが、それでもファーストフード店などに比べるとはるかに安いので、一度挑戦してみようと思います。

 

【ガソリン】

Nov.29 in 2010

 こちらでは、ガソリンを運ぶタンクローリー車は、タンカーと呼ばれていますが、このタンカーの運転手がストライキをするというニュース報道があり、ガソリンスタンドはものすごい行列になり、ガソリンを買うのは一苦労でした。

 とにかくこちらでは車がないと移動できないので、ガソリンは生命線。

 どんな形であれ、ガソリンの入手に影響を与えそうな情報を得た場合は、とりあえず車のガソリンは満タンにしておくのが鉄則のようですが、この前の日はちょっとした油断のため対応が遅れて、あやうくガソリンを買えなくなるところでした。

ガソリンスタンド

ガソリンスタンド

←灯油を求めに来たひとたちの
ポリタンクがずらりと並んでいます。

 ガソリンスタンド前にポリタンクを持ってきて、通常の数倍の値段でガソリンを闇販売をする悪い奴らもたくさん現れてもう大変。

 ストライキはすぐに回避されたのですが、依然としてガソリン販売をしていないスタンドも多く、このガソリンスタンドの前では、灯油を求めに来た人でごった返してました。

 今回はまあ無事買えたからよかったものの、次回からは噂を聞いた時点ですぐに、ガソリンスタンドへは直行するようにしたいと思います。

 

【クリスマス】

Dec.4 in 2010

 雨季も終わり、ハマダンの影響はあるとは言え毎日晴れて、暑い日が続いているのですが、暦を見れば12月、クリスマスの季節となりました。

 世界のどこでもクリスマスは盛り上がるようですが、特にこちらでは熱心なキリスト教徒も多いので、街は確実に熱気を帯びて来ました。

紅白のデコレーション

紅白のデコレーション

←そのうち、ライトアップした
街路樹の写真を撮りたいと思いますが、
本当に点灯するのだろうか。

 どうも日本から来た人間としては、クリスマスは寒くないと感じが出ないのですが、そんなこちらの感覚とは裏腹に、街路樹や街灯に、紅白の幕のようなデコレーションがされました。

 その内これにライトも付くらしいですが、これだけ停電の多い国で、はたしてライトは点灯するのでしょうか。

 ちょっとおもしろかったのが路上の売り子。

 最近やたらおもちゃを売っている売り子を見ることが多くなったのですが、極めつけはこれ、写真ではよくわからないのですが、クリスマスツリーを担いで、路上で売っているのです。

路上の売り子

路上の売り子

←かなりわかりにくい写真ですが、
右手にツリーを抱えて路上で売ってます。

 通りがかりで、路上でいきなりクリスマスツリーを買う人がいるのかかなり疑問ですが、何人も売っている人間がいるところを見ると、需要はあるのでしょう。

 本当はサンタの格好してクリスマスツリーを売っている人の写真を撮りたかったのですが、ジョギングついでに写真を撮っているのがばれて、ものすごく文句を言われたので断念しました。

 街中で写真を撮ると、とにかくトラブルになることが多いので、どうぞ良い子の皆様はくれぐれも真似しないようにお願いします。

《配信:2020.1.31》 MarathonmanMarathonman

 

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