その16 初床屋!
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【初床屋】

May.6 in 2010

 暗い話題ばかりなので、少々面白い話題も。

 日本を離れてから、一度も床屋に行っていなかったので、髪の毛はかなり伸びて、高校時代のようなボサボサの髪型に近づいてきました。

 それに加えて、最近はよくないことばかりあるので、ちょっと流れも変えようかと、思い切って床屋へ行ってみました。

 最近テレビでも、「海外お任せ散髪」というのをやっていて、面白いなあと思いましたが、いやいや私の経験もなかなかスリリングでした。

Street Shave

Street Shave

←こんなのもある。Lagosの街頭髭剃り屋。

 この床屋は、現地人ではなく、中東あたりの国の人がやっているお店のようで、従業員はみな男性でそのような風貌をしています。

 こちらでは特に女性に人気のあるお店のようで、店内はすでにたくさんの女性客で混み合っています。

 さて不安の中、店内へ入り、周りを観察。いかにも金持ちという女性が3人、ヘアセットをしてもらっています。

 男性客は私を含めて、3人待機中。

Marathonman(その他に、パーマ途中の女性が多数)

 このお店では、日本では1,000円床屋を除き、当然あるべき洗髪というサービスはないようです。

Lagosの床屋風景

Lagosの床屋風景

←本文の店とは別です。

 黒人女性も白人女性も入り混じり、皆さん髪のセットに夢中でなかなか順番が回ってきません。

 そうしたところ、男性客の一人(白人)が呼ばれました。

 じっと見ていると、男性美容師がバリカン片手に、坊主刈りに剃り上げていきます。

 女性客と比べると、はるかに短い時間で、あっという間に終わってしまいました。

 次にもう一人の男性が呼ばれました。この方も白人でしたが、同じくバリカンであっという間に坊主刈りに剃り上げられました。

 ここでものすごい恐怖が襲ってきたのです。

 実は私、生まれてこの方、坊主刈りにしたことはないのです。

Marathonman(絶壁頭なので、それも原因の一つ。)

 逃げようかどうしようかと思っていたところ、次に私が呼ばれました。

Lagosの床屋風景

坊主頭に!?

←本文とは別。イメージです♪

 あらかじめ待ち時間に暗唱した「坊主刈りはやめてね。頼むから、切るのは2cmくらいにしてね。」という言葉を呪文のように唱えつつ、散髪椅子に座りました。

 美容師のお兄さん、にっこり笑って、OK、OKと。

 いきなりハサミを持ったので、ああよかったと思ったのもつかの間、彼の手にはバリカンが。

 まずは後頭部からジョリジョリ刈られているので、鏡ではまったく見えません。

 次にサイドに移りました。あっという間に刈りあげられて、頭のてっぺん以外は刈りあげという、そうです、その昔に一世を風靡した、「テクノカット」と同じような状況になりました。

Marathonman(実は、大学4年のころは、このような髪型をしてました。)

 懐かしいなあなどとのんきに思いながら見ていましたが、さて後頭部はどうなっているのか、恐る恐る触ってみたところ、どうやら坊主刈りではなくて、2cm程度はかろうじて残っています。

 どうやら2cmの意味は取り違えられたようですが、坊主刈りは免れました。

Lagosの床屋風景

テクノカット

←小泉今日子

 しかしながら、このテクノカットでは、かなり見た目も不気味だし、仕事にも差し障りがありそうです。

 美容師の彼も、これではいかんと思ったようで、バリカンとはさみを使って、頭のてっぺんを刈り始めました。といったところで、あっという間に完了。

 まあ、最終的にはかなり短めですが、それなりのところに落ち着きましたので、あえて写真は掲載しませんが、何でも初めてというのは結構緊張するもので、ちょっと疲れました。

 ちなみに、お値段は3千ナイラ(1800円程度)でした。

 せっかくアフリカに来たので、一度はスキンヘッドにしてみようかなあなどと考えていますが、こちらに来てからストレスで抜け毛が激しく、二度と生えてこないとこまるので、少々迷っています。

 

【八方塞(ふさがり)】

May.8~10 in 2010

 悪い時には悪いことが重なるというマーフィーの法則を自ら証明するかのように、相変わらず、立て続けにトラブルが続いています。

 大きなトラブルはまたその内レポートするとして、その他に、どうしても日本と連絡を取らなければいけないという、まさにそのタイミングに、インターネットが使えなくなりました。これは非常に困ります。

 こちらに来て、一番大事なものはと聞かれたら、間違いなくパソコンですと答えますが、その理由は、やはりインターネットが使えて、メール通信ができること。

 特に、長話が必要な時は、スカイプを使えばタダだったので、かなり重宝してましたが、前日夜からまったくモデムが働かなくなり、はっきりいってパニックでした。

Marathonman(仕方ないので、国際電話を長時間、何本もして、かなりの出費。)

 もうかなり落ち込んで、TVでも見て気晴らしするしかないと、毎晩、ビールを飲みながら、TVでサッカーやボクシングを見て何とか生活していましたが、今度は、そのTVが映らなくなりました。

 衛星テレビの契約が切れたのが理由のようですが、何もそろって使えなくならなくてもいいじゃないですか。

 仕方ないので新聞でも読もうと電気スタンドつけたら、バチッ!とものすごい火花が散ったと思ったら、使えなくなりました。

お気に入りだった電気スタンド

お気に入りだった電気スタンド

←火花を散らして、
まったく使えなくなりました。
実労10日程度でした。

 こちらに来て本当に思うのですが、トラブルがそれこそ刺客のように次から次へと送り込まれるように起こるのです。

 何か、私を早急に日本へ帰そうという秘密組織から、トラブルメーカーが次々に送り込まれているかのように、やっと一つ解決したと思ったら次の問題がすぐに起こるのです。

 とレポートしながら今トイレに行ってきたら、タンクからの新たな水漏れが発生しました。

 それ以外にもまだまだあるのですよ。

 家でネット通信ができないなら、オフィスへ行こうとわざわざ早朝から出かけたのに、何とオフィスでは停電でモデムが使えず。

 それならばFAXがあるだろうと思いましたが、これも停電で使えず。

 それでも電気が来るのを待ちに待って、やっと電気が通じたと思ったら、送信にかなりの時間がかかり、あと数秒というところで、また停電。

 う~ん、敵はなかなか手強いですが、踏ん張りたいと思います。

 

【チキチキマシーン】

May.11 in 2010

 いつまでもやられていると、本当に気持ちまで滅入ってしまうので、ちょっとした空き時間を利用して、一気にテレビとネット通信だけは回復させました。

 もうほとんどやけくそでショップへ飛び込んで、状況を話して相談したところ、以外に簡単に問題は解決されました。

 さて、衛星テレビでは本当にいろいろ面白い番組が多いのですが、夕飯時にはTom& Jerryなんか見て、げらげら笑ってます。

Tom& Jerry

Tom& Jerry

 この番組は、いつ見ても本当に面白いですね。

 この時代に、よくこんなに面白いもの作ったよなあと、アフリカまで来て感動してます。

 もうひとつ驚いたのは、チキチキマシーン猛レースをやってるじゃありませんか。

チキチキマシーン猛レース

チキチキマシーン猛レース

 この番組は子どものころよく見たなあ。ああ懐かしい!思わず、すべてを忘れて見入ってしまいました。

Marathonman(もともと米国の番組なので、もちろん英語です。ケンケンの笑いはチェックし忘れました。)

 ちなみにこの日の優勝は車輛ナンバー1の岩石オープンでした。

 えっ、どうでもいいですか?

《配信:2019.7.24》 MarathonmanMarathonman

 

 

 

 

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