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銀座ランチ日記⑳「銀座 麒麟(きりん)」

 銀座のすずらん通りに建つ6階建ての自社ビルの1~6階の全てが中華レストラン「麒麟(きりん)」である。

 ただし4階全てがキッチンフロアになっている。私は2階と3階で食べたことがある。3階へはエレベーターで案内される。

 

 中華料理通によると「麒麟」は有名な実力派日本人シェフがいる高級店らしいが、我々のようなランチ派にも1000円台(1250~1650円)でさまざまな料理を提供している。

 どういうわけか、この界隈の店やオフィスの女性の1人客が圧倒的に多い。

 本日私は、あまりの暑さゆえ「ピリ辛挽き肉のせ冷やし坦々麺(ご飯・自家製蒸し焼売付き)」(1300円)を注文。

 麺の冷たさが心地良い。大量の氷でシメないとこうはならないだろう。ピリ辛ぐあいも実にいい。わずかに苦みが感じられて高級感がある。

 2個付いてきた焼売も高級中華店らしい出来上がりだ。この店のレベルの高さが十分に分かる。

 あたりを見回すといつものように女性(20代~60代)の一人客ばかりだ。適度に空いていて、ゆったりと昼の休み時間を過ごしている。

採点(5点満点で3.5点が合格点)は3.6点。

(2023.11.24「岸波通信」配信 by 三浦彰 &葉羽

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